水のコラム
システムキッチンをDIYで修理・新しく取り付ける手順
システムキッチンの取り付けや修理を業者に依頼した場合は高額の料金が発生するため、個人で修理や取り付けしてみたいと考える方は少なくありません。
そこで今回は、交換や取り付けの手順や、新しく取り付ける際の注意点などを紹介します。
DIYをはじめる前に確認しておく箇所や、DIYしやすいリフォームの場所をチェックしておきましょう。はじめは簡単なDIYから試していくことがおすすめです。使いやすいシステムキッチンに変更すれば毎日の調理が楽しくなります。
初めに水道管や換気扇などの位置を確認
個人でDIYする前に確認しておきたい箇所があります。初めに水道管や換気扇の位置を調べてください。キッチンを購入するときに取り付け配置図をもらえます。
購入したい新しいシステムキッチンと、現在ついている水道管や換気扇の位置が異なれば取り付けは不可能です。キッチン購入前に、必ず取り付け図と現在の位置を照らし合わせて、設置可能なものかを調べておく必要があります。
キッチンのサイズ確認
配置の確認と一緒にしておきたいのがキッチンサイズの確認です。現在のキッチンサイズを測り、同じサイズを購入するのがおすすめです。スペースに余裕があれば、多少のサイズアップは可能ですが大きすぎるとスペースに収まりきれません。
測定したサイズに加えて、10㎝程度のスペースをとることが目安になります。またシステムキッチンは、配水管の位置が壁際10㎝以内になっているものが多くあります。そのため、横幅だけでなく奥行きのサイズも意識することが大切です。
キッチンの雰囲気
排水管やサイズが確認できたらキッチンの雰囲気も考えましょう。壁紙やまわりのアイテムに合わせて購入すれば、おしゃれなキッチンができ上がります。
また、キッチンのイメージによって、素材やデザインが異なるため、購入前に完成イメージを考えておくことが大切です。
さらにキッチンの小さなパーツでも雰囲気は変わります。たとえばキャビネットの取っ手は、色やデザインだけで空間のイメージが違ってきます。どうせ新しく取り付けるなら、おしゃれにしたいと考えている方は、雰囲気も事前に考えておきましょう。
必要な工具をそろえる
システムキッチンのDIYをはじめる前に、必要な工具をそろえることも大切です。
主に準備しておきたい工具は電動ドリルドライバー、電動工具用ビット、ドライバー、メジャーです。また材料の固定や接着などの作業時に便利なしゃこまんも役に立ちます。
必要な工具を先に準備しておくことで、余裕をもって取り付けできます。配置可能であるキッチンを購入しても、多少のズレが生じる場合もあります。ズレを修正するために工具は必ず必要なアイテムです。事前に準備しておきましょう。
システムキッチンの交換・取り付け手順
ここからは、自分でできるキッチン交換の取り付け手順を解説します。初めての方には難易度が高い手順ですが落ち着いて作業しましょう。ガス管の接続だけは危険をともなうため業者へ依頼してください。
水道の止水栓を外す
初めに、家の外に設置されている止水栓を止めてください。水が止まったことを確認したら水道の止水栓を外していきます。外すと既存のキッチンが外れる構造です。また、外すときにはパイプレンチで配管を固定してモンキーで回すと安全に外せます。
新しいキッチンを仮置きする
次に新しいキッチンを仮置きしていきます。キッチンの引き出しを外して仮置きしておきましょう。内側からも施工をするのでのちの作業がやりやすくなります。
また、キッチンは3分割で配送されることが多いため、水平器を使い水平になっているか確認しましょう。
本体へ配管用の穴をあける
仮置きした本体へ墨だししてから穴を開けていきます。ここで注意しておきたいのが穴の位置です。位置がずれると水道管が挿入できなくなるため注意しましょう。
精密に計測したうえで本体に配管をあててから墨だしするのがコツです。
システムキッチンの本配置
水道用に開けた穴に配管を差し込んだあとに本配置します。3分割されたキッチンをズレないようにつなげていきましょう。
クランプで固定しながらネジ込んでいくとズレも防げるため安心です。つなげたら壁へ固定することも忘れないでください。
止水栓の取り付け
シールテープを巻いて内側から止水栓を取り付けていきます。配管のねじ込み部分の細かいすき間を埋めるために、シールテープが必要なので忘れずに購入しておきましょう。
取り付ける際は、配管をパイプレンチで固定しながらモンキーで回すことがおすすめです。
天板をのせる
止水栓の取り付けが完了したら、本体に天板をのせていきます。はじめに、天板用の固定金具を数カ所に取り付けてから、天板をのせていくのがコツです。
しかし、天板は重さがあるので2人で作業することがおすすめです。最後にネジで固定しておきましょう。
水栓や排水管を取り付ける
水栓・排水管の取り付けには工具が必要になります。とくに水栓を取り付ける場合は、専用の工具が必要です。
床下排水と排水管の周りは、虫の侵入を防ぐためコーキングをしっかりとしてください。施工説明書通りに作業することが大切です。
レンジの設置
レンジの設置は簡単な作業です。上からはめ込んだあとに、位置を調整したらネジで固定していきます。そのあとカバーをかぶせてねじ止めしたら完了です。
施工説明書に記載されている手順を踏めば難しくはありません。
ガス管の接続
ガス管の接続は個人でできないため業者へ依頼してください。個人でDIYしてガス漏れ事ゆえになる可能性があるため、ガス管の接続は必ず業者の専門の資格者に作業を任せましょう。
水漏れ確認
ガス管の接続が完了したら、キッチンを使う前に水漏れや排水を確認しましょう。
水漏れせずに蛇口から水が流れるか、排水はスムーズに流れるか確認しておきます。問題がなければキッチンの取り付けは完了です。
システムキッチンを新しく取り付ける際の注意点
自分でキッチンを取り付けるときに注意しなくてはいけない項目があります。本体の工事区分を知ることや、説明文の記号内容を理解しておくことが重要なポイントです。
また、設置する場所の再確認は必須項目になります。
施工説明書には、必ず重要な項目が記載されています。流れに沿って作業することが大切です。また、止水栓の取り付けや配管の設置は水漏れしないように慎重に作業しましょう。
DIYしやすいキッチンリフォームの場所
新しいキッチンを導入するとともに、室内もリフォームしておきたいものです。そこで、DIYしやすい場所とはどの部分なのでしょうか。簡単にできる箇所を確認してみましょう。
壁
壁紙の張り替えや塗り替えは一番リフォームがしやすい場所です。壁紙を変えるだけでキッチンの雰囲気が変わります。
システムキッチンの色と壁紙の色を合わせると好みのおしゃれな空間にも仕上げられるでしょう。
床
床のリフォームはクッションマットがおすすめです。個人でも簡単に貼れて、その後の掃除も簡単にできます。
クッションマットの貼り方は、床のサイズに合わせてカットしてから両面テープで床とマットを貼り合わせるだけです。
収納スペース
収納スペースのDIYも簡単にできます。材料は100均で購入できる突っ張り棒とS字フックを使用すれば、吊り下げ式収納が完了します。
そのほかカラーボックスと天板を使うキッチンカウンターなどもおすすめです。
まとめ
システムキッチンを自分で取り付けるときは、配置図で現在の位置と新しいものを照らし合わせてから購入を検討しましょう。
また、失敗するとやり直しが効かない作業でもあるため、慎重に施工説明書の流れに沿って取り付けることが重要なポイントです。
監修者
福田マネージャー
《略歴》
2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
福岡県でつまり・水漏れでお困りでしたらふくおか水道職人にお任せください。
福岡のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「ふくおか水道職人(福岡水道職人)」
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