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水のコラム

家庭の汚水はどこへ行く?下水処理の仕組み

2020年08月27日 下水処理

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トイレ、お風呂、キッチン、洗面所などの水回りで、私たちは毎日大量の水を使用します。では、使った後の水はどこに流れてどのように処理されるのでしょうか。ここでは、意外と知らない下水処理の仕組みについてまとめました。



下水道の役割


下水道は、私たちの安全で快適な生活を守るために多くの役割を果たしています。また、地球環境保全の観点においても下水道は重要だといえるでしょう。ここでは、下水道の主な役割についてまとめました。


公共用水域の水質保全

家庭や工場などから排出された汚水は、下水処理場できれいな水に戻されます。きれいな状態にしてから流すため川や海の水が汚れず、自然環境を守ることができます。


生活環境の改善

下水道が整備されていれば、汚水を周辺に流す必要がありません。そのため、悪臭やハエの発生などを防ぐことができ、生活環境の改善につながります。


トイレの水洗化

清潔な水洗トイレを利用できるのは、下水道があるためです。汚物を汲み取ったりする必要がないため、快適に暮らすことができます。


下水の排除方式


下水道は、排除方式によって「合流式下水道」と「分流式下水道」の2種類に分けられます。ここでは、それぞれの違いをみていきましょう。


合流式下水道

合流式下水道は、汚水と雨水を1つの下水道管に集めて流します。合流式下水道は下水道管が1本で済むため工事の費用や時間を抑えられるのがメリットだといえますが、大雨が降って雨水が多くなると、家庭からの汚水が流れにくくなるというデメリットがあります。


分流式下水道

分流式下水道は、汚水と雨水をそれぞれ別の下水道管で流します。雨水はそのまま川や海に流され、汚水は下水処理施設まで運ばれます。下水道が整備されている地域では、分流式下水道が主流となっています。


下水道の施設


下水道の主な施設には、「下水道管」、「ポンプ所」、「水再生センター」の3つがあります。ここでは、これら3つの施設の役割についてご紹介します。


下水道管

下水道管とは、家庭や工場などから出た排水を下水処理施設まで運ぶ管のことをいいます。下水道管は地下に葉脈のように張り巡らされており、例えば東京23区であればその長さは約16,000㎞にも及びます。下水道管の種類は、材質によってコンクリート管、塩化ビニル管、陶管などに分けられます。


ポンプ所

下水道管は、中を通る水が自然と流れるように傾斜が付けられています。そのため下水道管の場所は徐々に深くなっていきますが、深すぎる場所には下水道管を設置することができません。そこで必要になるのが、ポンプ所です。地中深くに集まった下水はポンプ所で地表近くまで汲み上げられ、再度下水道管で流されていきます。

また、大雨のときには下水道管に大量の雨水が流れ込むことがあります。ポンプ所は、このときに雨水を川や海に放流することによって浸水被害を事前に防ぎます。


水再生センター

家庭や工場から出た汚水は、下水道管を通って水再生センターまで運ばれます。そして、汚水は水再生センターで処理され、きれいな水に戻ります。

なお、水再生センターでは下水を処理するのはもちろんのこと、下水処理に伴って発生する汚泥の処理も行います。そのため水再生センターは広大な敷地が必要となり、例えば東京都の水再生センターでは沈殿池を2階層にするなどして土地を有効活用しています。


下水道と浄化槽の違い


下水道と混同しがちなものとして、浄化槽があります。似たような役割を持っている下水道と浄化槽ですが、実は様々な違いがあります。

まず、下水道は汚水処理の他に浸水防止や汚泥処理も行うのに対し、浄化槽は汚水処理のみを目的としています。また処理対象も異なり、下水道は家庭、オフィス、学校、工場などからの排水をまとめて処理しますが、浄化槽はそれぞれの家庭から出た排水を個別に処理します。


このような特徴から、下水道は地形がなだらかで多くの人が生活しており、多様な排水が発生する地域に向いているといえるでしょう。その一方で、浄化槽は家屋が散在している地域に適しているといえます。一概に下水道が優れているといえるわけではなく、それぞれの地域に合ったシステムを使用することが重要だといえるでしょう。


水回りのトラブルならふくおか水道職人にお任せください


日本ではほとんどの地域で下水道が整備されており、下水処理もきちんと行われています。しかし、家の中で配管がつまったり水漏れが起きたりすると、汚水が下水道に流れていきません。このような水回りのトラブルが起きた場合は、迅速に修理する必要があるといえるでしょう。


弊社は久留米市、飯塚市をはじめ、中央区、博多区、西区など福岡市全般で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。豊富な実績があり、今までたくさんのお客様に喜んでいただいているので、安心してお任せいただけます。水回りのことでお困りの際には、ぜひ気軽にご相談ください。



監修者

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主任

福田 武士

《略歴》

2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
福岡県でつまり・水漏れでお困りでしたらふくおか水道職人にお任せください。

福岡のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「ふくおか水道職人(福岡水道職人)」

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