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水のコラム

トイレ の詰まりを溶かす方法とは?詰まりの原因も解説

2024年08月30日 つまりのトラブル

トイレが急に詰まってしまった場合、どう対応したら良いのかわからず慌ててしまう方は少なくありません。自分で無理やりに直そうとすると、詰まりが悪化したり便器が壊れたりする恐れがあるため、正しい方法で行う必要があります。

本記事では、トイレの詰まりを溶かす方法や道具で取り除く方法、予防方法を解説します。また、専門の水道修理業者に詰まり解消を依頼した場合の費用相場や選び方なども紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもトイレの詰まりの原因とは

トイレの詰まりの原因は、以下のとおりです。

  • トイレットペーパーや排泄物を流し過ぎた
  • スマートフォンや子どものおもちゃなどの固形物を流してしまった
  • 尿石が溜まりすぎた
  • 水圧が弱すぎる
  • トイレタンク内に節水用のペットボトルなどの異物が入っている

尿石とは、尿に含まれる成分が結晶化してできる塊のことで、詰まりはもちろん悪臭の原因にもなります。尿石が多量に管内に溜まると水が流れる道が細くなり、詰まりにつながるケースがあります。

トイレが詰まっているときの主な症状

トイレが詰まってしまうと、どのような症状が現れるのでしょうか。詰まりの症状を理解しておけば、完全に詰まってトイレが使えなくなる前に早急な対処ができます。

ここでは、トイレが詰まっているときの症状を解説します。

水の流れが悪い

トイレが詰まっているときは、水がスムーズに流れていきません。この原因として考えられるのが、タンク内にある部品の故障です。

部品の故障により水量が弱くなり、トイレットペーパーや排泄物が流れにくくなると、詰まりが悪化して最終的に流れなくなってしまう恐れがあります。

ほかに考えられる理由として挙げられるのが、タンク内に異物があるケースです。トイレの水を節約するために、水を入れたペットボトルを入れている方もいるでしょう。

しかし、水圧が弱くなるため水の流れが悪くなり、詰まりを引き起こす原因になってしまいます。タンクに物を入れている場合は、そのままにせず取り除くと良いでしょう。

水位が上がってくる

トイレ詰まりを判断できるもう一つの症状として挙げられるのが、便器の水位が通常よりも上がってくるケースです。水位を元に戻そうとして何度もレバーを回すと、水位は下がるどころか上がり続け、便器から汚水があふれ出てしまうこともあります。

いつもの水の位置よりも上に位置している場合は、詰まりが疑われるため、何らかの対処を行う必要があります。

異臭がする

便器から異臭がする場合も、トイレの詰まりを疑いましょう。トイレには一定量の封水(便器に溜まっている水)があり、この水が排水管からの異臭を防いでいます。

封水が少なくなり異臭がする場合、排水経路で詰まりが起こっているかもしれません。

ただし、家を長い間開けており、トイレを使っていない場合は水が蒸発しているのが原因であるため、水を流せば解消できます。

異音がする

トイレが詰まっているときに、コポコポといつもとは聞きなれない音がする場合もあります。

これは、水に空気が混ざって出る音です。レバーを回したときに問題なく流れれば、詰まりを疑う心配はありません。

しかし、流れ方がいつもより弱いと感じる場合は、排水管が詰まっている可能性があります。

異音の一番の原因となるのは、トイレットペーパーです。また、生理用ナプキンやペットシートなど、固形物を流した場合も異音につながる場合があります。

排水管の不具合やトイレタンクのトラブルが発生している可能性もあるため、早急な修理が必要です。

トイレの詰まりを溶かして解消する方法

トイレが流れない状態は、水道修理業者に頼まなくても自分で改善できる可能性があります。どのように解消するのか、さっそく見ていきましょう。

お湯で溶かす

一つめに挙げられるのが、お湯で溶かす方法です。水に比べて、お湯のほうがトイレットペーパーが早く溶けやすいため、詰まりを取り除ける可能性があります。

お湯を使った解消方法の手順は、以下のとおりです。

  • 電源コードを抜く・止水栓を閉める
  • 便器内の水を紙コップや灯油ポンプなどで汲み出す
  • 40~50度のお湯を高い位置から、便器の半分程度までゆっくり流し入れる
  • 便器の蓋を閉め、1時間ほど放置する

50度以上のお湯を流し込むと、便器が破損してしまう恐れがあります。お湯の温度に注意して、作業を行いましょう。

重曹をクエン酸で溶かす

重曹とクエン酸、お湯を使って詰まりを解消する方法もあります。手順は以下のとおりです。

  • 電源コードを抜く・止水栓を閉める
  • 便器の水が多い場合は、灯油ポンプなどで水位を下げておく
  • 重曹をカップ1/4(50ml)ほど便器に入れる
  • クエン酸をカップ1/2(100ml)ほど便器に入れる
  • 40~50度のお湯を便器の半分程度まで流し入れる
  • 便器の蓋を閉め、1時間ほど放置する
  • 水を高い位置からゆっくり流す

クエン酸の代わりにお酢を使うことも可能です。

液体洗剤で溶かす

液体洗剤を流し入れてトイレの詰まりを解消することもできます。液体洗剤には種類がありますが、トイレ詰まりに使う場合は、アルカリ性洗剤を利用するのがおすすめです。手順は、以下のとおりです。

  • 電源コードを抜く・止水栓を閉める
  • 便器の水が多い場合は、灯油ポンプなどで水位を下げておく
  • 液体洗剤を便器に入れる
  • 40~50度のお湯を便器の半分程度まで流し入れる
  • 20分ほど放置する

パイプユニッシュなどアルカリ性洗剤の場合は150ml、中性洗剤(食器用洗剤)の場合は100ml程度が目安です。

放置できないトイレの詰まり

トイレの詰まりは、溶かす方法でも改善できない場合があります。子供のおもちゃやおむつ、食べ物のように、水に溶けない固形物が原因になっていることがあるからです。

固形物が排水管に入って詰まりが発生している場合は、次に紹介する方法で解決できる可能性があります。また、それでも難しい場合は、水道修理業者に依頼する必要があるでしょう。

溶かす以外の詰まりの解消方法とは

ここでは、詰まりをお湯や薬剤で溶かす以外に、手軽に使える道具を使う方法を解説します。

ラバーカップを使う

ラバーカップとは、すっぽんと呼ばれる道具のことで、排水口に水がある場合に利用できる方法です。詰まり解消の手順は以下のとおりです。

  • 便器の水位が高い場合は、灯油ポンプなどで水位を下げておく
  • 排水口に並行にカップを押しあてる
  • ラバーカップを押し上げする(繰り返す)
  • バケツなどを使って水をゆっくり流す

最後の工程で水が流れたら、レバーを回して流してみましょう。問題なく流れたら、詰まりが解消された証拠です。なお、作業前、便器の水位が低すぎる場合は、ラバーカップのカップ部分が水に浸かるくらいまで水を足しましょう。

トイレの詰まりを予防する方法

トイレが詰まらないよう予防しておけば、困ることはありません。ここでは、トイレが詰まらないよう日頃からできることを解説します。

大量に流さない

トイレが詰まらないようにするために心がけることとして挙げられるのが、大量に流さないことです。トイレの詰まりは、トイレットペーパーを流し過ぎることで発生しやすくなるため、適切な量を知っておきましょう。シングルタイプのトイレットペーパーの適切な量は以下のとおりです。

  • レバーの大:10m
  • レバーの小:3m

ダブルのトイレットペーパーはシングルの半量が目安です。

「流せる〇〇」に注意!

「流せる〇〇」商品は、トイレットペーパーよりも溶けにくいものが多いため、流さないようにしましょう。トイレに流せる製品には、トイレの掃除用のシートやおしりふき、ペット用の砂などがあります。これらの製品は水に溶けるように作ってありますが、大量に流すと詰まりの原因になる可能性があるため、トイレに流さずゴミとして処分するのがおすすめです。

ティッシュペーパーならよいと思う方もいるかもしれません。しかし、ティッシュペーパーは水に溶けないため、流すと詰まってしまう場合があります。もちろん、流すタイプではない製品を流すのも厳禁です。

正しい節水方法を取る

トイレの節水を考えるなら、正しい方法を取りましょう。正しい節水方法とは、レバーの大・小を適切に使う方法です。小便のときやトイレットペーパーを小量のみ使った場合は小を、多めのトイレットペーパーや排泄物を流すときは大を使いましょう。

節水のためにトイレタンクにペットボトルを入れると、流れる水量が減り詰まりの原因になるため、取り除いた方が良いでしょう。

定期的に掃除する

トイレを定期的に掃除することも、詰まりを予防するために大切です。掃除を怠ると、汚れや異物が排水管内に蓄積したままになり、詰まりを引き起こす原因となります。

定期的に掃除をすれば、尿石や水垢などの汚れを取り除き、詰まりを起きにくくすることが可能です。また、異物があることを早期に発見できます。

自分で直せない場合は水道修理業者に依頼する

薬剤を使って詰まりを溶かす方法や、ラバーカップを使った方法でも詰まりが解消できないときは、水道修理業者に修理してもらいましょう。

水道修理業者は過去にさまざまなトイレ詰まりの解決をしているため、知識や経験が豊富にあります。

トイレを壊す心配もなく、迅速にトラブルを解決してくれるでしょう。

トイレの修理業者に依頼した際の費用

水道修理業者に詰まり解消を依頼した場合、費用は作業内容によって異なります。ちなみに、ふくおか水道職人へご依頼頂いた場合の費用相場は、以下のとおりです。

作業内容 費用相場
軽度な詰まり除去 5,500円~
中度な詰まり除去(高圧ポンプなどの専用器具使用) 22,000円~
高度な詰まり除去(便器の脱着が必要) 49,500円~

(令和6年8月時点)

上記の費用に、出張費用が3,300円かかります。また、トイレが破損していたり部品の交換が必要な場合、廃材の処分に費用がかかる場合もあります。

トイレの修理業者の選び方

トイレの修理業者のなかには、悪徳業者が存在しています。悪徳業者に依頼すると、ずさんな修理をされたり意味のない追加工事をして料金を過剰に請求される恐れがあります。

それではトイレ修理業者を選ぶには、どうしたら良いのでしょうか。ここでは、水道修理業者の選び方を詳しく解説します。

相見積もりを取る

水道修理業者に依頼する場合は、複数社に相見積もりをとりましょう。見積もりを取ることで、工事内容を把握できるのはもちろん、見積もりにきたスタッフの対応が適切かどうかも判断できます。

1社だけしか見積もりを取らないと、どれくらいの料金が適切なのかが判断できません。必ず、3社以上に見積もりを取りましょう。

なお、水道修理業者が水道局指定工事店であるかを確認することも大切です。水道局指定工事店とは、水道局によって適切な水道工事ができると認められた水道修理業者のことで、技術力が高く、対応できる工事の範囲が広いという特徴があります。そのため、水道局指定工事店かを確認したうえで、見積もりを取ることがおすすめです。

口コミを見る

水道修理業者の口コミも確認してみましょう。検索エンジンに「業者名」とあわせて「口コミ」「評判」などを入れて検索すると、過去に水道修理業者を利用した方の声が掲載されています。

ネット上の口コミ確認だけでは情報が足りないと感じた場合は、X(旧Twitter)などのSNSなどもあわせて調べてみるのがおすすめです。また、あえて悪い評判を見るのも良いでしょう。

実際に水道修理業者を利用した方が、どのような感想を書いているのかを確認し、納得できるところに依頼しましょう。適切な水道修理業者を選ぶことで、トラブルを未然に防げます。

トイレ詰まりの解消ならふくおか水道職人へご依頼ください

トイレは毎日使う場所であるため、詰まってしまって使えなくなると大変です。

トイレ詰まりを解消する方法には、お湯や重曹、クエン酸などを使って溶かす方法以外にも、ラバーカップを使って取り除く方法もあります。

どちらも行ってみて解消できない場合は、水道修理業者に依頼するのがおすすめです。

福岡でトイレの詰まりを解消したいなら、ふくおか水道職人にご相談ください。ふくおか水道職人は水道局指定工事店のため、安心して工事をご依頼いただけます。

365日24時間受付対応しており、点検から見積もりまで無料で行っております。安心の3年保証(※商品に関しては各メーカーの保証規定に準じます)も設けていますので、ぜひお気軽にご依頼ください。

監修者

監修者の写真

福田マネージャー

《略歴》

2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
福岡県でつまり・水漏れでお困りでしたらふくおか水道職人にお任せください。

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