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水のコラム

水道週間で知る水道の課題|耐震化・老朽化・節水のポイント【水道職人:プロ】

2025年05月20日 水のトラブル

6月1日からスタートする「水道週間」をご存じですか?私たちの暮らしを支える安全でおいしい水を、これからも大切に未来へつないでいくための特別な期間なんです。

実は今、日本の水道インフラは多くの課題に直面しています。
古くなった配水管や地震への備えなど、普段目にすることはなくても、重要な問題が潜んでいるんです。

この記事では、水道週間の基本的な情報をご紹介するとともに、「老朽化」「耐震化」「節水」という3つの重要なテーマから、現状の課題と対策をわかりやすく解説します。

毎日何気なく使っている水道水。
この記事を読むことで、蛇口をひねれば出てくる水の貴重さを、きっと新たな視点で感じることができるかもしれません。

水道週間とは?

6月1日から7日まで行われる「水道週間」は、国土交通省・環境省と全国の水道事業者が連携し、水道の現状や課題をもっと身近に感じてもらうための広報期間です。

「透き通る 誇れる水に 感謝する」という2025年度のスローガンが示すように、私たちが日々使う水道水の大切さを再確認することが目的です。

各自治体ではこの期間に、浄水場の見学会や給水車の展示、子ども向け水実験などを実施。
ポスターやラジオ CM で「安全な水を未来へ」というメッセージを発信しています。

広報のねらい

水道週間が届けたいメッセージは、大きく3つ。

・古くなった配管を計画的に取り替える大切さ
・地震が来ても壊れにくい“強い水道”への挑戦
・私たちも節水や水源保全に協力しよう

ラジオやWEB媒体など、さまざまな形で発信されるのは、「水道の課題は実はあなたの暮らしと直結している」ことに気づいてほしいという思いが込められています。

老朽化した水道管の現状

水道水は、全国に張り巡らされた配水管を通って各家庭へ届きます。
その長さは地球を何周も回るほどと言われますが、問題は「その多くが昭和の高度成長期に敷設されたまま」だということです。

耐用年数(おおむね 40 年)を過ぎた管が増え、漏水や破損のリスクが高まっています。

更新率と漏水の課題

直近の統計によると、全国で取り替えが必要な古い管のうち、実際に年間で更新されるのは 1% 程度しかありません。
単純計算では、配水管をすべて一新するのに 100 年以上かかるペースです。

この遅れが原因で、1日あたりプール数百杯分の水が漏れ出している自治体もあるとのこと…。
漏れた水は料金としては回収できないため、水道事業の経営を圧迫する要因にもなっています。

⇒令和6年度 全国水道主管課長会議:国土交通省

長寿命化の取り組み

更新を加速するには膨大な費用がかかるため、各地の事業者は、掘り返さずに管を守る工法など工夫をこらした方法も積極的に活用しています。
たとえば、内面に樹脂を塗ってサビを抑える方法や、古い管の中に新しいパイプを引き込む方法など。

こうした技術で延命を図りつつ、特に交通量の多い道路下や病院・避難所につながる幹線から優先的に取り替えを進めています。
また、漏水センサーを巡回させて小さな水漏れを早めに見つける取り組みも増えているそう。

このように水道事業者は限られた予算の中で、壊れる前に手当てするための仕組みづくりを進めています。
ただ、計画をよりスムーズに進めるにも、利用者である私たちも水道の現状を理解し、応援する意識を持つことは大切です。

耐震化で守るライフライン

日本は地震が多い国です。
いったん大きな揺れが起きると、地下に埋まった水道管が割れたり外れたりして断水が発生します。

災害時に水が出なくなると消火・炊き出し・トイレ…といった生活のあらゆる場面が止まってしまうため、「揺れても壊れにくい水道」に変えていく取り組みが急がれています。

過去の地震被害

・1995年:阪神・淡路大震災
大規模な水道管破損で約130万戸が断水。復旧まで最長 3 か月を要した地域も。

・2011年:東日本大震災
津波で浄水場が浸水し、広域的に水道機能が停止。

こうした経験を教訓に、現在は地震に強い管材や接合部が急ピッチで導入されています。

耐震対策の一例

・耐震性ダクタイル管
鉄管の両端が伸び縮みする特殊な形状で、揺れたときに割れたり外れたりしにくいのが特長。

・耐震継手
パイプ同士をつなぐ部分(継手)が地震の揺れに追随して伸縮したり曲がったりする構造。地震により管が抜けるのを防止。

全国の水道事業者は幹線(大きな通りの下など)から優先的にこうした耐震仕様への切り替え作業を進めています。
地震はいつ起きるかわかりませんが、日ごろから対策を積み重ねておくことで、被害を小さく抑えることができます。

今日からできる節水アクション

蛇口をひねれば透き通った水が出てくる。
この当たり前を守るには、老朽化した管の更新、地震への備え、そして日々の節水への意識が欠かせません。

歯みがきのコップ1杯、食器洗いのこまめな止水、洗濯機のまとめ洗い――どれも目新しい方法ではありませんが、みんなで意識すると意外にも大きな効果が生まれます。
水道週間は、そうした取り組みに目を向け、私たち一人ひとりができる行動を見つけるチャンスと言えます。

2025年度のスローガン「透き通る 誇れる水に 感謝する」を胸に、身近な節水と水道メンテナンスから始めてみてはいかがでしょうか。

水道メンテナンスのすすめ

まずは月に一度、水道メーターをチェックしてみませんか?
使用量が急に増えたり減ったりしていないか確認するだけで、思わぬトラブルの早期発見につながります。

キッチンや洗面所の蛇口についているフィルターも、たまには掃除してあげましょう。
きれいにしておくと水の勢いがよくなるだけでなく、気になるカルキ臭の軽減にもつながります。

「最近水の出が弱くなった」
「赤っぽい水が出てくる」
「なんだか床がジメジメしている」

こういった異変を感じた場合は、私たち「ふくおか水道職人」にご相談ください。
蛇口の分解洗浄から配管のカメラ調査まで幅広く対応しており、その場でトラブルの原因を見つけ出します。

水道週間のこの機会に、ご家庭の水回りを見直してみませんか?
小さな気づかいこそが、快適な水まわり生活の第一歩です!

監修者

監修者の写真

福田マネージャー

《略歴》

2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
福岡県でつまり・水漏れでお困りでしたらふくおか水道職人にお任せください。

福岡のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「ふくおか水道職人(福岡水道職人)」

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