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水のコラム

トイレでの新型コロナ感染を予防するための方法は?

2020年04月28日 新型コロナウイルス

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2019年12月に中国の武漢で発生が報告された新型コロナウイルスは、現在全世界で猛威を振るっています。日本でも東京都をはじめとした7都府県を対象に緊急事態宣言が出されましたが、その非常事態宣言はとうとう全国にも発令され、国民が新型コロナ感染を予防するために「Stay Home」を心掛けています。
しかし、できる限り家で過ごしていても同居している家族から感染してしまう、あるいは感染させてしまう可能性は十分にあります。そのため、家にいるときも十分な対策をしなければいけません。ここでは、トイレでの新型コロナ感染を防ぐ方法についてまとめました。

トイレは接触感染の場になり得る

ウイルスの感染経路は主に空気感染、飛沫感染、接触感染の3つがありますが、新型コロナウイルスは主に飛沫感染と接触感染により伝播すると考えられています。飛沫感染とは感染した人のくしゃみや咳が原因で感染すること、接触感染とはウイルスが付いた手や指で口や鼻、目などに触れることによって感染することをいいます。
そして、トイレは接触感染の場になり得るといえます。飛沫感染を防ぐためにソーシャルディスタンスを確保することも大切ですが、トイレなどでの接触感染の予防も同じくらい大切だといえるでしょう。

トイレに関して気を付けたいこと3つ

家族のうち誰かが新型コロナウイルスに感染している場合、トイレは感染の可能性がある場所の1つです。全員が毎日利用する場所だからこそ、しっかりと対策を行うようにしましょう。

トイレ後にはしっかりと手を洗う

まず、トイレ後には必ず手を洗いましょう。当たり前のことのように思うかもしれませんが、2015年に消費者庁消費者安全課によって行われた調査によると、家でトイレ後に手を洗わない人の割合は15.4%でした。さらに、手洗いをすると回答した人も全員が正しく手洗いできているわけではありません。軽く手を水で濡らすだけという人も多くいるため、この機会に今一度トイレ後の手洗いについておさらいしておくといいでしょう。
手を洗うときには、まずは流水で手を濡らした後、石鹸をつけて手のひらをよく擦り合わせます。その後、手の甲、指先、爪の間、指の間、親指の順で洗っていきます。親指は手のひらを使ってねじり洗いするといいでしょう。最後に手首も忘れずに洗い、しっかりと流水で石鹸を洗い流します。流し終わったら清潔なタオルやペーパータオルを使って水分を取り除きましょう。なおアルコール消毒をする場合は、しっかりと手を乾かした後に行ってください。
中には、トイレ後の手が汚れているという感覚があまりない人もいるようです。しかし、トイレットペーパーを使ってお尻を拭くときにウイルスが手に付着する可能性は非常に高いといえます。なぜなら、ウイルスは非常に小さいためトイレットペーパーを通過してしまうからです。そのことを理解したうえで、トイレ後は丁寧に手を洗う習慣をつけるようにしましょう。

トイレのフタをしてから水を流す

「水を流すときにはトイレのフタをしましょう」と教わった人は、あまり多くないかもしれません。実際に、トイレのフタをして水を流す人の割合は約半分程度だといわれています。特に高い年代においては、フタをしない人の割合が高いようです。しかし、排便後にトイレのフタを開けたまま水を流すと、便や水に含まれているウイルスが便器の外まで飛び散ってしまいます。流す前には、必ずトイレのフタをするようにしましょう。
そして、トイレのフタをすることのメリットは感染予防になるということだけではありません。トイレのフタをしていると便座の温度が下がりにくいため、温水洗浄便座を使っている場合の消費電力を15%ほど減らすことができます。節約するという意味でも、トイレのフタをすることを徹底してみてはいかがでしょうか。

小まめにトイレ掃除を行う

全国で新型コロナ感染が広がっている今だからこそ、トイレ掃除は普段以上に小まめに丁寧に行いたいところです。特に感染が起こりやすいのは、多くの人が触る場所です。便器内はもちろんのこと、トイレのフタやレバー、トイレットペーパーホルダー、蛇口のレバー、ドアノブ、電気のスイッチなどもきれいにするようにしましょう。
そして、掃除をするときに大切なのはアルコールや次亜塩素酸ナトリウム水溶液などを使って消毒するということです。水拭きするだけだとかえってウイルスを広げてしまうことになりかねないので、しっかりと消毒をして二次感染を防いでください。また、掃除のときにはゴム手袋やマスクを忘れずに着用しましょう。

正しく対策をして新型コロナ感染を予防しよう

メディアでも報道されている通り、新型コロナウイルスは感染しても症状が現れない場合があります。しかし、無症状でも他の人に感染させてしまう可能性があるのが怖いところです。これ以上日本国内での新型コロナ感染を広げないためには、まずは自分自身が感染しないこと、そして自分がすでに感染しているかもしれないという意識を持って人に移さないように行動することが大切だといえるでしょう。
ここでご紹介したトイレでの新型コロナ対策は、どれも簡単に行うことができます。自分のためにも周りの大切な人たちのためにも、まずはできる対策から始めてみてください。

監修者

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福田マネージャー

《略歴》

2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
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