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水のコラム

排水口に物を落とした場合の対処法 放置によるトラブルも解説

2023年01月19日 水回り


毎日使う水回り。しかし、ついうっかり排水口に物を落としてしまうことも多いでしょう。お風呂場であれば、カミソリのキャップやヘアピン、ピアスや入浴剤のパッケージなどを流してしまうこともあるでしょう。


そのような場合は速やかに対処することが大切です。この記事では、排水口に物を落とした場合の対処法と、放置したことで考えられるトラブルについてご紹介します。快適に使い続けたい水回りだからこそ、本記事をぜひ参考資料の一つとしてお役立てください。



排水口に物を落としたら 速やかに行うべきこと


排水口に物を落としたときは、速やかに行うべきことが5つあります。


・水道の使用中であれば水を止める
・落下物の場所を確認する
・可能であれば手で取り出す
・難しい場合は箸や粘着テープで取り出すことが可能
・やむを得ない場合は排水管の分解を行う


ここでは、物を落としたときに行うべき方法について、順を追って解説します。


水道の使用中であれば水を止める
排水口に物を落とした場合は、速やかに水を止めてください。落下物のサイズや形状によっては、排水管に流れ、水を流し続けたことで、落下物が排水管にはまってしまう可能性があります。


つまりの原因になるだけでなく、水がせきとめられ、逆流する場合があるので速やかに水を止めましょう。


万が一水を止めずに使用を続けた場合、排水管の奥に落下物がつまってしまうため、自力で取り出すことが困難です。このような状況にいたると、水道業者による分解清掃が必要になり、大がかりな作業や費用がかかってしまいます。


落下物の場所を確認する
水を止めて落下物が排水管の奥に流れることを防いだら、次は落下物の場所を確認しましょう。キッチンやお風呂場であれば、ゴミ受けが取り付けられているため、簡単に取り出すことができるでしょう。


可能であれば手で取り出す
上述したように、目視で確認できる場合は、ゴム手袋などを着用したうえで、落下物を取り出してください。


ただし、排水口の構造によっては、落下物が引っかかってしまい、手では取り出せない場合もあります。そのような場合は無理に取り出そうとはせず、次に解説する方法を試してみましょう。


難しい場合は箸や粘着テープで取り出すことが可能
目視では落下物の場所が確認できるものの、手で取り出すことが難しい場合は、箸や粘着テープを巻き付けたハンガーなどを使って、取り出すことが可能です。箸に粘着テープや両面テープを広範囲にわたって巻き付け、落下物にくっつくように動かしてください。


広範囲にわたってテープを貼り付けることで、落下物が付く範囲も広がるため、簡単に取り出すことができます。


なお、箸は割り箸を使い、2膳~3膳ほど束にしてから粘着テープを巻き付けることで、くっつく範囲が広がり、取り出しやすくなります。場所によってはトングなどを使っても落下物を取ることが可能です。ほかにも、錐のように、落下物に穴を開けて取り出す方法もあります。


ただし、錐のように先端がとがっている物は、使い方によっては排水管や排水口周りを傷つけてしまう場合もあります。傷は温度や流す物によっては劣化につながる恐れがあるため、取り扱いには、十分に注意したうえで行ってください。


やむを得ない場合は排水管の分解を行う
目視では確認できない場合や、取り出そうとしたもののさらに奥に落下し、取れなくなってしまったといった場合は、水道業者に依頼して、点検を含めた清掃を実施するか、自分で排水管を分解して取り出すしかありません。


分解清掃を行う場合は、水回りに設置された止水栓を閉めてから実施しましょう。なお、排水管を分解する際は、工具やバケツ、雑巾を用意する必要があります。


マイナス、またはプラスドライバーやモンキーレンチなどがあれば、どなたでも簡単に取り外すことができます。排水管を取り外すと、直前まで排水していた水が流れ出ることがあります。


そのような場合を考慮し、あらかじめ排水管周りの物は避けておき、バケツや雑巾などを用意してから行うと安心です。詳細や細かな方法については次の段落でご紹介します。


排水管の分解方法


排水管を分解して落下物を取り出す場合は、以下の道具を用意した上で行いましょう。


・手袋(ゴム、またはビニール)
・バケツや桶
・古新聞
・雑巾
・ドライバー(ネジで固定されている場合)
・モンキーレンチ(金属のナットで固定されている場合)


排水口に物を落としたものの、目視で確認できない場合は、排水トラップと呼ばれる部分に引っかかっている可能性が高いです。この場合は排水管を分解して、細かくチェックしていきましょう。排水管を分解するには、事前準備を行ったうえで実施してください。


事前準備
排水管を分解するには、作業中に水が流れないようにするため、止水栓を閉めましょう。排水パイプを取り外した場合、直前に使用していた水が流れ出る可能性もあるため、周りに物が置いてある場合は、作業に合わせて場所を移動させ、養生したうえでバケツや雑巾を付近において進めてください。


分解
準備が完了したら、排水管の分解を進めていきましょう。まずは排水管に取り付けられたネジやナットなどを、それぞれに合った工具を使って取り外します。樹脂タイプのナットは手で取り外せますが、金属タイプのナットは必ずドライバーやレンチなどを使って取り外しましょう。


なお、汚れによってナットが回らない場合は、汚れを取り除いてから行いましょう。無理に回そうとするとナットが損傷し、締め直すことができなくなります。


固定部分の部品を取り外したら、水漏れに細心の注意を払いながら排水パイプを取り出します。排水パイプを排水管から引き抜いたら、汚水をバケツに流してください。


万が一排水管になかった場合に考えられること
万が一、排水管に落下物がなかった場合は、以下の可能性が考えられます。


・排水管の奥に流れ、つまっている
・排水桝に流れている
・下水道まで到達している


排水管を通った水は、排水桝と呼ばれる水のたまる桝に流れ、そのあと排水本管を通じて下水道管に流れます。落下物が排水トラップを通過した場合は、排水管や排水桝、下水道管のいずれかにまで流れ出た可能性があると考えられます。


いずれかに流れ出た落下物は、自力で取り出すことができません。排水管や排水トラップに落下物が確認できない場合は、最寄りの水道業者に落下物の除去作業を依頼してください。


排水口に物を落とした場合に留意すべきこと


万が一排水口に物を落とした場合は、以下の点に留意してください。


・放置しない
・針金や錐など先端の鋭い道具を使う場合は細心の注意を払う
・掃除機は使用しない
・水道は使用しない


放置しない
排水口に物を落とした場合は、放置するのは避けてください。落としたことに気付いたら、速やかに落下物を取り出すよう留意してください。


なお、放置した場合は、排水トラップを通過し、排水管に引っかかったり、排水桝や下水道管にまで流れたりする可能性があります。この場合、自分で取り出すことが困難なため、落下に気付いた段階で速やかに取り出すよう心がけましょう。


針金や錐など先端の鋭い道具を使う場合は細心の注意を払う
落下物を取り出す際に、針金や錐など、先端の鋭い道具を使って落下物に刺して取り出すこともあるでしょう。


その場合は、排水管や周りを傷つけないよう、細心の注意を払って作業するよう留意しましょう。万が一傷を付けてしまった場合は、傷のついた部分から劣化が始まり、水漏れの原因につながる恐れがあります。


掃除機は使用しない
排水口に物を落としたときに、掃除機を使用するのは避けましょう。掃除機で吸い上げてしまうと、直前まで使用していた水も全て吸い込むため、漏電や故障につながる恐れがあります。最悪の場合、掃除機がショートし、発火などの大きなトラブルを引き起こす可能性があります。


水道は使用しない
排水口に物を落とした場合は、速やかに水を止めてください。水を流し続けてしまうと、排水トラップを通過して、排水管に引っかかってしまう可能性があります。


落下物の形状やサイズによっては、排水管にはまり、水が逆流したり水漏れを招いたりする場合もあります。落下物がある場合は、水を流さないよう注意してください。


まとめ


排水口に物を落とした場合は、速やかに水を止め、早い段階で取り出すことが大切です。形状やサイズによっては排水トラップを通過し、排水管をつまらせてしまう原因になります。


排水管がつまれば水が逆流したり、排水管に負荷がかかって水漏れが起きたりする可能性もあります。水回りを使用する際は、余計な小物は周りに置かない、身につけない、落下したときは速やかに取り出すといった3項目に注意しましょう。



監修者

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主任

福田 武士

《略歴》

2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
福岡県でつまり・水漏れでお困りでしたらふくおか水道職人にお任せください。

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