水のコラム
マンションのお風呂リフォームにかかる費用は?施工例も解説
浴室は毎日使う場所。だからこそ、お風呂の時間をより快適に過ごしたいと思う方や、浴室をリフォームしたいと考える方は多いのではないでしょうか?
しかし、戸建てとマンションでは、いろいろと勝手が異なり、マンションで行う際にはいくつかの注意点や気を付けなければいけないところがあります。ほかにも、基本的な費用や工事期間についても気になるところですよね。
そこで今回は、マンションのお風呂リフォームにかかる費用の相場や工事期間、浴槽の交換などについてもまとめてみました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
マンションの浴室リフォームにかかる工期
そもそも、マンションの浴室のリフォームにはどのくらいの期間かかるのでしょうか?
リフォームの費用というのは、施工内容によって工事期間によってさまざま。たとえば、ユニットバスを交換するだけなら、もともとあったものを取り出して新しいものに交換するだけなので、おおよそ4日程度と工事期間としてはそれほどかかりません。
ただし、在来浴室からユニットバスにすると1週間前後、さらに在来浴室から在来浴室に交換となると、オーダーメイドに近い状態になるので、2週間から1ヶ月とかなりかかるケースもあります。
そもそもユニットバスの耐用年数は、おおよそ15~20年程度とされています。ですからもしそのあたりの年数に近づいているのであれば、そろそろ交換を検討してみてもいいかもしれません。
また、たとえ年数以内であっても、普段の清掃状況やメンテナンス状況、日常での使用頻度などによっても「汚れやカビが気になり始めた」「これまで一度も浴室のクリーニングやリフォームをしたことがないのでやってみたい」「家族が高齢になってきて使いづらくなってきた」ということが続けば、交換をおすすめします。
さらに浴槽のみの交換なのか、浴室全体をリフォームするのか、脱衣所や洗面台付近まで施工するのかによっても工事期間も費用も大きく変動するので、ぜひ、ご自宅のお風呂の劣化状態や予算などを考慮しながら施工を検討してみましょう。
マンションの浴室のリフォームの費用相場
マンションのお風呂のリフォームは、施工内容によって金額も変わっていきます。
よくある施工の一つであるユニットバスの交換では、おおよそ50~150万円が相場です。
加えて在来浴室からユニットバスへの変更となれば、費用は65~150万円とより高くなっていきます。
また、どんな素材の浴槽にするのかによっても費用の範囲が変動していきます。たとえば、人工大理石のシステムバスにするのであれば、高いものであると250万円、ステンレス製浴槽のシステムの場合は20万円以内、ヒノキ製のシステムバスにするのであれば、30~170万円あたりとされています。
一般的にシステムバスにはシンプル・スタンダード・ハイグレードとグレードがあり、グレードが高くなればなるほど、比例して費用が高くなる仕組みになっています。
浴室のタイプもさまざまで大きく、ユニットバス・ハーフユニットバス・在来浴室があります。ユニットバスは多くのマンションで採用されている形で、床と壁が一体化しており、水漏れや断熱性の高さが長所です。
ハーフユニットバスは、浴槽と床や壁の一部が一体化しており、比較的壁や天井への自由度が高いのが特徴です。在来浴室は主に築年数の古い物件に多く、基本的にはオーダーメイド式となっています。
もちろん、どんなスタイルにするかによって、メリットもデメリットも異なります。そこにオプションの追加をすれば、費用はさらに掛かりますが必ずしもいるわけではないので、予算やグレード、浴室のスタイルなどを考えながら施工の予定を立ててみてくださいね。
マンションの浴槽を交換することはできる?
マンションの浴槽のみの交換はできるのでしょうか。
実は浴槽の使用年数が長くなると劣化もしやすく、浴槽のみを交換するといったケースも少なくありません。
工事費用としては、おおよそ10万円前後が相場ですが、浴室の劣化状況や浴槽の素材によって金額が大きく異なります。もし、浴槽の交換の考えているのであれば、施工会社に一度、見積もりや相談をしてみてくださいね。
また、マンションの浴槽交換には気を付けなければいけない点もあります。そもそも浴槽の素材によっては工事できないケースもあります。
たとえば、最もベーシックなものであるFRP浴槽であれば問題ありませんが、人工大理石やホーローの浴槽では、穴あけ工事自体ができないケースもあります。
加えて「追い炊き機能を追加したい」といった家庭も多いと思いますが、追い炊き機能を付ける場合は、給湯専用対応から合追い炊き機能が付いたタイプに変更する必要があります。
浴室の近くに給湯器があれば簡単に施工できますが、給湯器がベランダや玄関の外側に設置されているようなマンションだと、マンションの共用部分となっているので、マンションの規約によっては工事が認められないケースの方が多いとされています。
配管の工事の費用は、100万円近くとはばひろく、給湯器と浴室の距離や建物の構造によってもかわるので、費用や工事ができるかどうかの確認は事前にマンション側への確認が他必要不可欠です。
マンションの浴室を広くするリフォーム
少し昔のマンションでは、浴室のサイズに合うユニットバス製品の種類が少なかったため、実際の広さよりも小さいサイズのユニットバスが設置されているパターンが多くありました。
昔のユニットバスを浴室の大きさを広くしたい場合、壁の位置をずらす、壁内部の配管の位置を変更することによって、浴室をある程度広くできます。
マンションの構造によっては、壁の施工が難しいケースもあるため、浴槽を大きくすることによって、浴室を広く見せるといった方法が有効です。さらに、複雑な構造を取る浴室などでユニットバスが収まらない場合「ハーフユニットバス」を設置するのがおすすめです。
ハーフユニットバスとは、浴槽・洗い場・壁の下部分がすべてセットになったものであり、天井といった部分は在来の工法と同じように施工ができます。ですから、天井の高さや壁の形状が合わない場合は、このハーフユニットバスの施工方法は有効です。
浴室を大きくするといってもさまざまな方法があるので、予算や浴室のスタイルを考えながら施工プランを考えてみてくださいね。
まとめ
今回は、マンションの浴室のリフォームについて、相場の費用や工事期間、浴槽のみの交換についてまとめてみました。
マンションのリフォームは、購入している戸建てなどと比べて、制限される部分が多く、あまり自由に変えられないといった点は頭に入れておかなければいけません。
もし、リフォームを考えているのであれば、住んでいるマンションの管理規約や管理組合への申請を通してからにしましょう。そこで許可されなければ引っ越しをするのも選択肢の一つですし、仮に許可を得た場合は施工前に必ず、階下や近隣の住民に向けて一言かけるようにしましょう。
工事には大きな音が出たりしますし、そこから思わぬトラブルにも発展する可能性があります。また、浴室のリフォームは、内容によってはできないケースもあることを念頭に置いておく必要があります。施工業者やマンション側と相談しながら工事を進めるようにしましょう。
監修者
福田マネージャー
《略歴》
2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
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