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水のコラム

お風呂の排水口の流れが悪い時に考えられる原因とは?

2021年12月23日 お風呂のメンテナンス



お風呂の排水口の流れが悪くなるのは、詰まりが原因です。詰まる場所や詰まるものはさまざまで、原因によって対処方法も異なります。対処せずに放置しておくと、さらにゴミが蓄積されて流れが悪くなり、余計に対処が複雑で面倒になります。


しかし、排水口の構造を理解しないと正しい対処方法がわかりません。そこでこの記事では、お風呂の排水口の仕組みと流れが悪くなり原因と対処法について説明していきます。



お風呂の排水口の仕組みを理解しよう!


排水口の流れが悪くなっている原因を突き止めるには、まず排水口の仕組みを理解する必要があります。


■排水口は洗い場と浴槽の2箇所ある

排水口は洗い場の排水口と浴槽の2箇所あります。

浴槽の排水栓から出ている管が洗い場の排水口につながって、洗い場にある排水トラップと結合し、排水管につながっています。


排水トラップは、排水管から下水が上がってくる臭いやゴキブリなどの害虫の侵入を防ぐ役割を果たしています。排水トラップの下から管が伸びて、浴槽の排水栓とつながっているのです。

排水管には常に水が溜まっています。実際に浴槽の排水栓の中を覗くと、水が溜まっているのを確認できるでしょう。


■排水トラップの種類

排水管の空気と洗い場の空気は直接接触している部分がなく、排水トラップ内部の水がフタの役割を果たしています。排水トラップには「ワントラップ型」「ドラムトラップ型」の2種類に分かれています。それぞれ詳しく解説します。


・ワントラップ型

お椀の形をした被せ物がついており、外側に溜まる封水によって臭いや害虫などを防ぐ構造の排水トラップです。ワントラップ型には目皿とプラスチック製の被せものがネジで固定されているものと、それぞれが別々になっているタイプがあります。


手を入れて掃除ができるので汚れを落とすのが容易ですが、水が蒸発しやすいので臭いが浴室内に逆流しやすい点が懸念されます。


・ドラムトラップ型

目皿となる排水口の下にある貯水部分がドラムの形をしたタイプです。水がたくさん溜められて排水トラップ内の水が蒸発しにくく、排水管の空気の逆流や、臭いが昇るのを防止する構造となっています。


目皿が長方形の場合は、ほとんどがドラムトラップ型です。しかし構造上、掃除をしたり手入れをしたりする難しさがデメリットといえます。


お風呂の排水口の流れが悪い時に考えられる原因


排水口の逃れが悪くなる原因は、排水口のどこかにものが詰まっているからです。

ここでは排水口に詰まるものと排水口のどこに詰まるかを説明していきます。


■排水口に詰まるもの

排水口に詰まるものは髪の毛・石けんカス・皮脂汚れや垢・固形物などがあります。

髪の毛は排水口が詰まる1番の原因です。


髪の毛は1日に50~100本抜けるといわれていて、ワックスやスプレー、ゴミが付着していま。シャンプーをした時に抜けた髪の毛と、ワックスやスプレーが一緒に排水口に溜まったところに他のゴミが流れてきて付着してしまい、詰まりの原因になります。お風呂からあがる際に排水口のゴミ受けについた髪の毛を取って、毎日清潔にしましょう。


皮脂汚れや垢は体を洗ったりシャンプーをしたりすると、排水トラップ・排水管の内側にこびり付きます。排水口に溜まっている髪の毛に付着し、蓄積することでドロドロした大きな塊になり詰まりの原因になります。


固形物はヘアゴムやシャンプーのつめ替え用の切れ端、カミソリの刃などです。

排水口に流して放置している場合は詰まりの原因となります。


排水管の内部には雑菌が多く生息しています。さらに髪の毛や石けんカス・皮脂や垢などが雑菌のエサになり、増殖してヌメリが発生します。雑菌は50度以上で死滅しますので、雑菌対策として排水口に50度~60度のお湯をかけておくと効果的です。50度以上の温度になると逆に排水口が傷んでしまうので注意しましょう。やけどに注意して行ってみてください。


■詰まる場所

詰まりが発生する場所は浴槽の排水栓、洗い場の排水口、排水トラップ、排水管の4つです。まずどこで詰まっているかを特定することが詰まりを解消する第一歩です。


洗い場の排水口のゴミ受けや、排水トラップを外した状態で水を流してみましょう。水がすんなり流れるようであれば、ゴミ受けや排水トラップが詰まりの原因です。


反対に水の流れが悪い場合は、排水管に詰まりの原因があります。浴槽の排水栓や洗い場の排水口の詰まりであれば、比較的簡単に解消できますが、排水トラップや排水管など詰まりの箇所が奥に行くほど解消するのは大変になります。できるだけこまめにゴミを取り除き、詰まりを起こさないようにしましょう。


お風呂の排水口つまり解消法


お風呂の排水口のつまりを解消する方法について、いくつかご紹介していきます。


■排水トラップの掃除

排水口の流れが悪くなった時に、最初に行う対策が排水トラップの掃除です。手順はまず排水トラップを取り出し、歯ブラシなどでゴミを取ります。続いて排水トラップをお風呂用洗剤とスポンジで洗います。


■重曹とお酢を使う

重曹と酢を使うことで、酸性とアルカリの両方の汚れを落としてヌメリも洗い流せます。重曹1カップとお酢2カップを用意します。まず重曹を排水口全体にふりかけて、その後にお酢を全体にかけます。30分から1時間ほど放置してシャワーで洗い流します。


■ラバーカップ(すっぽん)を使う

ラバーカップは棒の先端にゴムのカップがついたトイレがつまった時によく使われるものです。

手順は洗い場の排水口や浴槽の排水栓にラバーカップを真上からあてます。


次にラバーカップを強く押して圧力をかけて、その後一気に引き上げます。この押し付けと引き上げを何度か繰り返します。


■真空式パイプクリーナーを使う

ラバーカップと同じで圧力をかけて、詰まりの原因を引っ張り出して水が流れるようにします。ラバーカップよりも吸引力が強く、高い効果が期待できます。


使い方は排水口に真空式パイプクリーナーのカップ部分を密着させて、持ち手のレバーを押し込みます。次にカップは押し付けたまま持ち手を引き上げます。この押し込みと引き上げを何度か繰り返します。


■液体パイプクリーナーを使う

換気した上でヘアキャッチャー、排水トラップなどをすべて取り外します。排水口に液体パイプクリーナーを流し込み30分間放置して、シャワーなどで洗い流します。


■ワイヤーブラシを使う

ワイヤーブラシはワイヤー式パイプクリーナーとも呼ばれ、3~5mのワイヤーの先端にブラシがついているものです。排水管に詰まりの原因がある場合はワイヤーブラシが効果的です。


手順は排水管に向けてワイヤーブラシを入れ、詰まりの原因部分にあてます。詰まりの部分まで届いたら、動かして詰まりを削り落とします。


まとめ


今回はお風呂の排水口の流れが悪い時の原因と対処方法を解説しました。排水口の流れが悪くなる原因は髪の毛や石けんカス、そして皮脂汚れや垢、ヘアゴムやシャンプーのつめ替え用の切れ端、カミソリの刃など固形物が詰まっているからです。


モノが詰まる場所は浴槽の排水栓、洗い場の排水口、排水トラップ、排水管の4か所です。この記事を参考にしながら、排水口の詰まりの原因を突き止めて解消してくださいね。



監修者

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主任

福田 武士

《略歴》

2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
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