排水口のつまりを改善する方法とは？自宅にある物で簡単対処！

排水口が突然詰まった。そんな困った状態になってしまったことがある人も多いのではないでしょうか。排水口が詰まってしまうと、水はけが悪く、徐々に水が溜まっていってしまいます。そういった時には、自宅にある物で簡単に対処することが可能です。
今回は、排水口のつまりを改善する方法を解説していくので、参考にしてみてください。

水はけが悪いだけならタオルとお湯で簡単対処

排水口のつまりを改善してくれるアイテムといえば、ラバーカップやワイヤーブラシが該当しますが、持っていないというご家庭も多いでしょう。そんな時は、タオルとお湯を使えば、スッキリと水はけがよくなることがあるので、一度試してみてください。

• タオルとお湯で水はけをよくする手順

1. 1.排水トラップを外す
2. 2.タオルを配管に詰めて栓をする
3. 3.シンクにお湯を溜める
4. 4.タオルを抜きお湯を流す

このような手順で排水口のつまりが改善できることがあります。タオルを排水口につめる必要があるので、後から捨てても問題ないようなタオルを使用する方がいいでしょう。タオル以外でも、ビニール袋で排水口に蓋をし、その上にお鍋などの重しになるものを乗せても良いでしょう。お湯は70度～80度くらいで問題ありません。熱すぎると火傷の危険があるので、取り扱いには十分注意してください。だいたいシンクの半分くらいまで貯め、栓を抜いてお湯を一気に流せば、勢いよく水が流れて排水口のつまりが解消することが期待できるので、ぜひ一度試してみてください。

ペットボトルで空気を送り込んで対処する方法

実はペットボトルでも、排水口のつまりを解消することができるのをご存知でしたでしょうか。空気を送り込むことで、ガムが詰まっていても流れをよくすることができると言われているので、試してみる価値はあります。

ペットボトルで排水口のつまりを解消する方法

1. 1.排水トラップを外す
2. 2.ペットボトルと排水管の口を合わせる
3. 3.ペットボトルを何度か押して空気を送り込む
4. 4.ペットボトルを抜いて完了

何度かペットボトルで空気を送り込むことで、詰まっていた物が流されるか浮いてくるので、排水口のつまりを綺麗に解消することができます。ペットボトルが大きいほど、送り込める空気量は多くなるので、なかなかつまりが解消されない場合は、大きめのペットボトルを使用することをおすすめします。

市販のパイプクリーナーで対処する方法

排水口のつまりが発生した時に、気軽に試せるのが市販のパイプクリーナーです。強力洗浄が可能なので、頑固なヘドロ汚れも素早く解消してくれます。さらに今回は、パイプクリーナーの洗浄力を上げる方法を解説しますので、参考にしてみてください。

1. 1.40度～50度のお湯にボトルごと浸けて温める
2. 2.排水口に直接洗浄液を流し込む
3. 3.流す時は60度くらいのお湯で流す

事前にお湯で温めることで、洗浄液が化学反応を引き起こし、洗浄効果を高めることできます。ただ、お湯が熱すぎると、ボトルが破裂してしまう恐れがあるので、注意しましょう。市販のパイプクリーナーでおすすめなのが、液状やジェルタイプといったものです。粉末では、溶け残ってしまい配管の中に沈殿してしまう恐れがあります。
市販のパイプクリーナーは軽度のつまりには有効ですが、あまりにも汚れの状態がひどい配管に使用すると汚れをコーティングしてしまい、その上にまた汚れが溜まってしまうという場合があります。そこまで汚れがひどい状態の時には、一度高圧洗浄などで配管を綺麗にすることをお勧めいたします。綺麗な状態の配管にパイプクリーナーを使用すると、より洗浄効果が期待でき汚れの予防にも繋がります。

重曹やラバーカップで定番対処

排水口がつまった時に頼りになるのが、重曹とラバーカップです。排水口のつまりに直接作用して解消してくれるので、事前に購入しておいて損はありません。
重曹の場合は、酢と一緒に使用することで、さらに洗浄効果が期待できるので、合わせて使用することをおすすめします。入れた後は30分ほど放置しておけば、綺麗に配管の中が綺麗になっていくはずです。
ラバーカップは、大きな物が詰まっている時に効果が高く、石鹸などが詰まってしまった時に有効的に働きます。ラバーカップであれば、大体のつまりは解消することができるので、排水口のつまりを事前に考えておき、購入して置いておいてもいいでしょう。
どちらも100円ショップやホームセンターで取り扱っている商品なので、困った時には利用してみてください。

排水口のつまりの原因は？

排水口の場所によって、つまりの原因はそれぞれ異なります。台所であれば油汚れや食べ物のカスが詰まってしまうことが多いでしょう。お風呂場や洗面所であれば、髪の毛や石鹸が詰まってしまうことが考えられます。放置していると、徐々に臭いが強くなり、気になってくるので早めの対処をおすすめします。台所の場合は、詰まらないためにも、油はペーパータオルで定期的に拭き取り、お風呂場や洗面所に関しては、こまめに髪の毛を取るように心掛けましょう。排水管は５〜１０年で汚れが溜まってくるため、高圧洗浄などによる定期的な清掃メンテナンスも有効です。

まとめ

排水口のつまりは、日常的に水を使用していると、必ず出てくる問題です。特に毎日使用する台所やお風呂場といった箇所は、排水口がつまりやすいので、注意しましょう。
特にペットボトルを使用したつまり解消は、簡単に出来る対処法なので、気軽に実践できます。排水口が詰まった時に困らないように、対処法は覚えておいて損はありません。
症状を改善するためには、パイプクリーナーやラバーカップが効果的ですが、家庭に置いてない場合は、今回ご紹介した方法を試してみてください。
そして、万が一、ものを落としたことが原因のつまりの場合には無理は禁物です！症状が悪化したり、配管を傷つける場合もあるので、無理せず水道修理のプロにお任せください。
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監修者

福田マネージャー

《略歴》

2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
福岡県でつまり・水漏れでお困りでしたらふくおか水道職人にお任せください。