水のコラム
水道の蛇口交換はどうやって行う?やり方を解説!
水道の蛇口も耐用年数があり、時期が来れば交換する必要があります。耐用年数がすぎて、水漏れが発生してからでは遅いので、早めに水道の蛇口は交換するようにしましょう。
しかし、水道の蛇口交換はどのようにして行えばいいのでしょうか。また注意点や必要な道具とはどんなものなのか、詳しい内容を紹介していきます。
蛇口交換前に確認しておきたいこと
水漏れが発生して蛇口交換を行う前に、水栓ごと交換する必要あるのか、もう一度よく検討してみてください。内部パーツであるパッキンの劣化で水漏れが発生している場合は、パッキンの交換だけで完了します。パッキン交換だけであれば、費用も数百円で済むでしょう。
他にもナットの緩みといった些細なことが原因で、水漏れが発生しているケースもあります。蛇口を交換する前に、一度原因をハッキリさせておきましょう。
また蛇口の耐用年数は10年~15年と言われています。耐用年数が迫っていれば、水漏れが発生していなくても、事前に新しい蛇口に交換するようにしましょう。
蛇口交換の準備
蛇口交換を決めた後は、蛇口交換を行うための準備を行ってください。準備としては、古い蛇口の種類を確認することと、新しい蛇口を購入する前の注意点、必要な工具を確認しておくことが重要です。
確認を怠っていると、新しい蛇口を間違えて購入してしまう恐れがあるので、準備は事前に行っておきましょう。
蛇口の種類
蛇口の種類は主に2種類のタイプがあり、「台付きタイプ」と「壁付きタイプ」があります。その中でも台付きタイプは「ワンホール」と「ツーホール」に分かれ、壁付きタイプは「壁付き混合水栓」と「単水栓」に分かれるので、ご自身の蛇口はどのタイプか事前に確認しておきましょう。
- ワンホール
天板の穴が一つの蛇口のタイプで、取付穴自体はどのキッチンメーカーも共通でФ33mmから39mmとなっているのが特徴です。同じサイズであれば、好きなメーカーや蛇口に交換することができます。
- ツーホール
天板の穴が二つの蛇口のタイプで、別名デッキタイプ、二つ穴台付き混合水栓と呼ばれているのが特徴です。
取付ピッチは、どのメーカーも共通の規格のため全て203mmとなっています。ただ事前にご自身で測っておくと、正しい値が出てくるので確認を行っておきましょう。
- 壁付き混合水栓
蛇口が壁に取り付けられているタイプで、壁付2ハンドルとも呼ばれているのが特徴です。交換も比較的容易に行えるので、気軽に実践してみてください。
- 単水栓
水かお湯のどちらか一方しか出すことができない蛇口で、壁に取り付けられている場合は「壁付き単水栓」と呼ばれ、水栓だけが立ち上がっているような状態を「立水栓」と呼びます。
交換できる蛇口には、おしゃれな物やスタイリッシュな物など、様々であるため、ご自身の好みに合わせて交換することが可能です。
新しい蛇口を購入する時の注意点
水栓はホームセンターで気軽に購入することができます。しかし、新しい水栓を購入する時は、古い水栓と同タイプを選ばないと取り付けが面倒になるので注意が必要です。
例えば、ツーホールからワンホールへ蛇口のタイプを切り替える場合は、不要な穴を塞がないと使用することができません。ご自身で交換する場合は、困難を極めるので無理せずに同タイプを選ぶようにしましょう。
蛇口交換に必要な道具
蛇口交換を行う上で必要な道具はいくつかあります。どんな道具が必要になるのか紹介していきましょう。
- モンキーレンチまたはウォーターポンププライヤー
蛇口に取り付けてあるナットを締める時や緩める時にモンキーレンチまたはウォーターポンププライヤーが必要になります。どちらも口径を調整することができるため、大変便利です。ホームセンターで気軽に購入することができます。
- 六角レンチまたはプラスドライバー
ねじが取り付けてある蛇口のタイプに対応するためには、六角レンチやプラスドライバーが必要になります。
適応するサイズを用意する必要があるので、サイズは測っておくようにしましょう。
- シールテープ
壁の接続部分に巻き付けることで、水漏れ防止の効果が期待できます。シールテープがないと、水漏れしやすいことから、蛇口を交換する時には、必ず用意しておきましょう。
蛇口の交換方法
具体的に蛇口はどのように取り付けていくのか解説していきます。
- 水を止める
蛇口を交換する前に、水が噴き出してしまわないように、止水栓や元栓を締めて水を止めておきましょう。
- 配管部分を撤去
水栓から出ているホースが給水管と給湯管に繋がっているので、ナットを緩めて取り外しましょう。ホースを外す時には、残りの水が流れてくるため、バケツやタオルを準備しておいてください。
- 固定ナットを外す
蛇口本体が固定ナットで固定されているので、モンキーレンチなどで取り外しましょう。古い蛇口ですが、傷つけないように慎重に運んでいくようにしてください。
- 古い蛇口を抜き新しい蛇口を取り付ける
古い蛇口を引き抜いたのであれば、同じ場所に新しい蛇口を取り付けましょう。固定ナットをしっかり締めて、簡単に外れないように強く締めてください。
- 逆止弁の取り付けと給水ホースの接続
新しい蛇口を取り付けたら、逆止弁の取り付けと給水ホースの接続を行いましょう。取り付け後に問題ないか、止水栓をゆっくり開いて確認してください。水漏れが発生していなければ交換完了です。
まとめ
蛇口は耐用年数が存在していて、長年使用していると破損の原因になります。そのため、水漏れが発生しないように蛇口の交換を行っていきましょう。
ご自身で交換する方法を紹介しましたが、蛇口の取り付けは繊細で、取り付け方法を間違えると水漏れが発生することもあります。難しい場合は、業者に依頼しましょう。
水道職人では、蛇口の交換にも対応しています。蛇口交換にお困りであれば、お気軽にご相談ください。
監修者
福田マネージャー
《略歴》
2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
福岡県でつまり・水漏れでお困りでしたらふくおか水道職人にお任せください。
福岡のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「ふくおか水道職人(福岡水道職人)」
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