福岡 地元密着
0120-492-315 水道修理の24時間受付 お見積もり無料

水のコラム

トイレのつまりはペットボトルで直せる?正しい手順と予防策も紹介

2023年09月25日 つまりのトラブル

トイレの詰まりは、ペットボトルを使うことで解消できることがあります。ペットボトルでトイレの詰まりが解消できれば、専門的な道具や業者を用意する必要がなく、誰でも簡単に対処することができます。
ただし、あらゆる状態に有効な手段ではなく、直せるケースと直せないケースがあります。

この記事では、ペットボトルでトイレの詰まりを直す方法、そのほかの対処法、詰まりを予防するために考慮すべきポイントについて詳しく解説します。

トイレのつまりをペットボトルで直せる?

トイレの詰まりはペットボトルで直せるケースがあります。多くの家庭で起こる現象で、早急に解決したいですが一般的に使用するラバーカップを持っていないこともあると思います。

そこで役立つのがペットボトルです。トイレの詰まりの原因によっては、自宅にあるペットボトルで直せるかもしれないのです。

ペットボトルで直せるケース

ペットボトルでトイレの詰まりが直せるケースは次の4つです。

  • トイレットペーパー
  • 排泄物
  • 嘔吐物
  • シート/ティッシュなど

トイレットペーパーや水に流れるティッシュ、除菌シート、排泄物などが原因でトイレが詰まった場合に、ペットボトルで直せることがあります。

ペットボトルの押し引きによる水の圧力で、詰まりの程度が軽ければ押し流すことができるのです。

こちらの記事ではティッシュペーパーをトイレに流してしまった場合の対処法について解説しています。あわせてご覧ください。
トイレにティッシュペーパーは流せない!詰まる理由と対処法を紹介

ペットボトルで直せないケース

トイレの詰まりが以下の原因に当てはまる場合は、ペットボトルで直すことはできません。

  • 携帯やおもちゃなどの固形物
  • おむつ/生理用品
  • タオル/ハンカチ
  • 文房具など

トイレに流すべきではないおもちゃや携帯、水を吸う性質があるものでトイレが詰まっている場合、ペットボトルで直すのは難しいです。

自力で直そうとすると危険が伴い、悪化する可能性もあるため、専門の業者に依頼するようにしましょう。

ペットボトルでトイレのつまりを直す前の準備

それでは、ここからはペットボトルで詰まりを直す具体的な方法について解説していきます。

ペットボトルといってもそのまま使用するわけではなく、加工が必要です。また、ペットボトル以外にも用意するものがいくつかあるため、チェックしておいてください。

道具を準備する

ペットボトルでトイレの詰まりを直すときに、準備するものは以下の通りです。

  • 500ml/2リットルの空ペットボトル
  • ゴム手袋
  • カッター/ハサミ
  • ビニールシート/新聞紙
  • バケツ/灯油タンク

ペットボトルはトイレの排水口に合う適切なものを用意します。500mlの丸型がベストなため使用することが多いですが、排水口の形状によっては2リットルのペットボトルが合う場合もあります。

作業時は衛生面を考慮し、ゴム手袋を使用しましょう。カッターやハサミはペットボトルを加工するために使います。

ビニールシートや新聞紙は、作業時に水はねなどで床が汚れるため、防止するために敷きましょう。バケツや灯油タンクは、便器内の水を汲むときに使用します。

使用する場面については後述で詳しく解説しています。

ペットボトルを加工する

必要な道具を用意したら、次にペットボトルを加工します。ハサミやカッターを使用し、ペットボトルの底から3〜4cmの位置で切り取ってください。開口部を広げることで、効果的に水の圧力を利用することができます。

加工後のペットボトルの切り口は危険なため、触らないようにしましょう。また、失敗したときのために、何本かペットボトルを用意しておくと困りません。

ペットボトルでトイレのつまりを直す際の手順

準備が整ったら、実際にトイレの詰まりを解消していきます。
作業は以下の手順で行います。

  1. 1.便器内の水量を調整する
  2. 2.ペットボトルの底を便器の水たまり部分に差し込む
  3. 3.ペットボトルの口を指でふさぎ、ペットボトルを押し引きする
  4. 4.水を流して詰まり解消を確認する

詰まりを解消するために、特に難しい作業はありません。

①便器内の水量を調整する

用意したバケツや灯油タンクで、便器内の水量を調整します。水が多過ぎたり少ない場合、詰まりが解消されない場合があります。

目安は便器内の水位が通常の位置にあれば問題ありません。

②ペットボトルの底を便器の水たまり部分に差し込む

続いて、ペットボトルのカットした方を便器の水たまり部分に差し込みます。

ここで大事なのは、飲み口を指でしっかり塞ぐことです。キャップではなく指で塞ぐことにより、真空状態のペットボトルが水を勢いよく流動させてくれます。

③ペットボトルの口を指でふさぎ、ペットボトルを押し引きする

それから、差し込んだペットボトルを押し引きしてください。水の圧力を利用して詰まりの原因を排出します。

何度か繰り返すことで、詰まりが解消され勢いよく流れていきます。

④水を流してつまり解消を確認する

全ての工程が完了したら、トイレの水を流して詰まりが解消されたかを確認します。「小」で流し通常通り水が流れていけば、詰まりは解消されています。

ペットボトル以外でトイレのつまりを直す際に利用できる道具

ここまでペットボトルを活用した詰まりの解消法を紹介してきましたが、ペットボトル以外にも詰まりを解消する道具がいくつかあります。

  • ビニール袋
  • 針金ハンガー
  • ラバーカップ

それぞれの使用方法について、以下で解説していきます。

ビニール袋

ビニール袋を使用したトイレの詰まり解消法は、次の手順を参考に行ってください。

  1. 1.ゴム手袋を着ける
  2. 2.ビニール袋を二重にしてゴム手袋の上から被せる
  3. 3.手をグーにして排水口で押し引きする
  4. 4.水を流して詰まり解消を確認する

ペットボトル同様、排水口で手を押し出すようにすることで、詰まりを解消することができます。

排水口に手を入れるときは、隙間を作らないようにするのがポイントです。また、水が流れるときはビニール袋が流されないように注意しましょう。

手が大きく排水口にはまらない人は、ほかの方法を試してください。

針金ハンガー

針金ハンガーが家にある場合は、工夫することでトイレの詰まりを解消できます。使用方法は以下を参考にしてください。

  1. 1.針金ハンガーのフック部分をペンチで切る
  2. 2.片方で輪っかを作る
  3. 3.輪っか部分を排水口に押し込み、詰まったら丁寧に押していく
  4. 4.水が流れたら完了

上記の方法は女性でも可能であるため、ぜひ試してみてください。針金を押し込んでも詰まりが解消しない場合は、業者に依頼するようにしましょう。

ラバーカップ

トイレの詰まり解消といえば、ラバーカップを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。「スッポン」と呼ばれる道具で、先端にゴムの吸引が取り付けられた長い棒のことです。

先端を排水口に押し込み、上下に動かすことで水の圧を利用し詰まりを解消します。
具体的な使い方は以下の通りです。

  1. 1.便器の水位を通常の位置より10cm程度低くする
  2. 2.ビニールシートなどで周辺をカバーする
  3. 3.ラバーカップを排水口部分で押し引きする
  4. 4.水を流し詰まりが解消されたか確認する

ラバーカップとペットボトルはほとんど同じ方法ですが、ラバーカップを使用するときは水位を調整する必要があります。

また、ラバーカップは便器の種類によって形状が異なります。新しく用意するときは、家のトイレに合うタイプを選びましょう。

トイレつまりの予防策

そもそもトイレの詰まりを起こさないように使うことが大切です。
詰まらせないために以下の予防策を覚えておきましょう。

  • トイレットペーパーを過度に使わない
  • トイレットペーパーと便以外をできるだけ流さない
  • 洗浄水量に注意する

予防策①トイレットペーパーを過度に使わない

トイレットペーパーの過度の使用は、トイレが詰まる原因の一つです。多めに使いたいときもあると思いますが、折りたたんで使うなど使い過ぎないように意識しましょう。

また、ダブルではなくシングルを使うのもおすすめです。ダブルよりも水に溶けやすいため、詰まりの予防になります。

予防策②トイレットペーパーと便以外をできるだけ流さない

トイレットペーパーと便以外のものは、可能な限りトイレに流すのをやめましょう。ティッシュや水に流せるシートなども、場合によっては詰まりの原因となります。

トイレに流したいときは少しずつ流すことを意識し、詰まらせないようにしましょう。

予防策③洗浄水量に注意する

トイレの水を流す際に、水量が少ないとトイレが詰まる原因になります。また、「小」のみの使用やメーカーが設定した洗浄方法を守らないことで、トイレが詰まってしまうこともあるでしょう。

適切な水量を確保し、正しい方法で扱うことがトイレ詰まりの予防につながります。

トイレがつまった際はプロに依頼するのが得策

いかがでしたでしょうか。本記事では、ペットボトルを活用したトイレ詰まりの直し方、ほかの道具を使用した方法、トイレ詰まりの予防策について解説しました。
トイレの詰まりは日常で起こるトラブルの一つですが、ペットボトルで簡単に解消できる場合も多いです。

しかし、詰まりの程度によっては自力で解決することが難しいため、解決できないときや自分で対処するのに不安がある場合は、専門の業者に相談することをおすすめします。
また、トイレを詰まらせないように予防することを意識しながら生活することが大切です。

ふくおか水道職人では、水道局指定店として水回りに関するさまざまなトラブルに対応しています。24時間365日受付・ご訪問を行っているので、今すぐ相談したい場合もお気軽にご連絡ください。

監修者

監修者の写真

福田マネージャー

《略歴》

2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
福岡県でつまり・水漏れでお困りでしたらふくおか水道職人にお任せください。

福岡のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「ふくおか水道職人(福岡水道職人)」

公式LINEアカウント始めました!お友だち募集中
お電話一本ですぐに駆けつけます!

ふくおか水道職人(福岡水道職人) 0120-492-315