水のコラム
浴槽の塗装と交換はどちらが得?それぞれのメリットも解説
浴槽は古くなるにつれて、剥がれやサビなどが目立ち始めます。この状態になると浴槽のリフォームを考えたくなるものですが、浴槽の塗装をするという方法もあるのです。浴槽を交換するリフォームと塗装では、どちらがお得なのでしょうか?
そこで今回は、浴槽塗装のメリットや費用相場などを、浴槽交換した場合と比較しながら解説していきます。ぜひこの記事を参考にして、お得な方法で浴槽を直しましょう。
浴槽を塗装したほうがいい理由を解説
あまり聞き慣れない浴槽の塗装ですが、隠れたメリットがたくさん潜んでいます。
なぜ浴槽を塗装したほうがいいのか、その理由についてくわしく解説します。浴槽塗装は大きく分けて5つのメリットがあるため、細かくみていきましょう。
費用が安い
工事費用が浴槽交換よりも安く済みます。浴槽の大きさや種類などで工事費は異なりますが、浴槽交換やユニットバス入れ替え工事と比較しても、安くおこなえることが特徴です。
これは材料費や人件費、工事費の違いによるものです。浴槽の交換と比較すると、材料費が少なく工期の短い浴槽塗装は、低価格で仕上げられます。交換費用にお金がかけられない方に、浴槽塗装はおすすめです。
新品同様のきれいな仕上がり
浴槽に使用されているFRPと呼ばれる素材は、工場で塗装を施して出荷されています。そのため、浴槽塗装の専門業者は工場と同等な技術で施工をおこないます。劣化している浴槽の塗装をていねいに塗り上げていくため、きれいな仕上がりになるのです。
また、浴槽塗装を得意としている業者を選ぶことも大切なポイントです。実績のある塗装業者を選ぶことで、交換したときと変わらない浴槽に仕上がります。費用が安く、見た目も新品と変わらない仕上がりであることが、浴槽塗装のメリットです。
短期間での工事が可能
浴槽塗装の工期は、浴槽の大きさなどで前後しますが、だいたい1日〜3日ほどです。浴槽交換とは違い、大がかりな工事をおこなわないため、短い期間で工事が完了します。
また、浴槽交換は3日〜1週間、ユニットバス交換は4日〜1週間ほどかかるため、比較しても浴槽塗装は短期間で工事が完了するといえます。毎日使用する浴槽ですから、短期間で工事が完了することはメリットです。
形状に関係なく施工が可能
浴槽交換では、浴槽の柱やハリの関係や形状により施工が難しい場合があります。その点、浴槽塗装なら既存の浴槽を施工していくため、大がかりな工事になりません。特注の浴槽や特殊な形状でも施工が可能です。
浴槽塗装は、形状に関係なく施工が可能ですが、浴槽の素材によっては施工できないことがあります。浴槽の素材がFRPや人工大理石なら塗装できますので、使用している浴槽の素材を調べておくことが大切です。
廃材が少ない
浴槽塗装は、既存の浴槽をそのまま再利用します。そのため、浴槽交換のように古い浴槽の廃棄はありません。工事ででる廃材も少ないため、廃材費用が少ないこともメリットのひとつです。
大きいゴミや廃材が少ない分、人件費や廃材費用の金額が安くなるため、浴槽塗装では交換よりも費用が安く仕上がります。料金だけでなく工期も短縮できることが、浴槽の塗装がおすすめな理由です。
浴槽塗装の費用相場を紹介
浴槽塗装の費用相場は、浴槽サイズや種類によって金額は異なります。そのほかヒビや剝れの状態で、下地の修復料金が別途追加でかかることが大半です。下地の修復作業は、塗装をする前の大切な作業になるため、考慮しながら参考にしてください。
一般的な浴槽塗装
一般的な浴槽塗装の相場は、90㎝以下の浴槽でFRPや人口大理石の素材なら約70,000円です。
ホーロー素材は、約80,000円になります。これは、どちらも下地を含まない価格相場です。こちらに下地補修を施すと、プラス10,000円前後の下地補修料金がかかります。
サイズ別の浴槽塗装
サイズが大きくなれば、浴槽塗装の相場も異なります。ではどのくらい違うのか確認していきましょう。90㎝〜120㎝までの浴槽で素材がFRPまたは人工大理石の相場は、約80,000円ほどです。120㎝より大きくなると約85,000円の相場になります。
そのほか90㎝〜120㎝サイズで、ホーロー素材の浴槽塗装相場は、約90,000円です。120㎝以上の大きさになると約95,000円の相場になります。これに下地の修復費用が加算されるため、依頼する業者に見積もり依頼することも大切です。
浴槽の塗装と交換はどちらが得?メリットも解説
浴槽の塗装をする方法と、リフォームで浴槽を交換するのでは、どちらがお得なのでしょうか?ここからは、それぞれの費用や工期の違いを解説していきます。参考にしてください。
浴槽塗装の費用
浴槽塗装の費用は、塗装工事費や下地の修復作業などトータルで、約95,000円〜150,000円が平均相場です。浴槽の大きさや下地の状態によって金額がことなりますが、比較的安い料金で全てが完了します。
業者によっても塗装料金や下地の修復料金が異なるため、依頼したい業者をいくつか選んで見積もりをとることがおすすめです。相場の範囲内であれば、信頼できる業者へ依頼してみましょう。
浴槽塗装の工期
浴槽塗装の工期は、ほとんどが1日〜3日程度で完了します。
急いで浴槽を直したい方や、不動産の引き渡しなどで時間がない方にとっては浴槽塗装がおすすめです。
また既存の浴槽を再利用するため、大がかりな工事にならないのも特徴です。古い浴槽を撤去する時間や、新しい浴槽の設置などの時間がかからないため、浴槽塗装は短期間で施工が完了します。
浴槽塗装のメリット
浴槽塗装のメリットは、工事にかかる期間が短いことや、塗装費用が安いことがあげられます。そのほかきれいな仕上がりで、新品と同様の状態であることや特殊な形状であっても施工が可能だという点もメリットでしょう。
また既存の浴槽を再利用するため、廃材が少なく環境に優しいことや、色の種類が豊富であるため、浴槽のデザインを変更することもできます。塗料によっては、カビを防げる点もメリットです。
浴槽交換の費用
浴槽交換の費用相場は、約105,000円〜520,000円です。交換する素材や浴槽タイプによって交換費用が大きく変わります。ヒノキなどの木製タイプの浴槽やホーロータイプの浴槽は、交換費用が平均して高い傾向にあります。
ユニットバスに交換する場合は、500,000円〜1,500,000円の相場です。浴槽の改修やガス給湯器交換をする場合には1,000,000円を越えることもあります。浴室内すべてをリフォームしたい方にはおすすめです。
浴槽交換の工期
浴槽交換の工期は、4日〜1週間ほどかかります。どの程度リフォームするかで工期は異なりますが、最長で10日間と考えていれば間違いないでしょう。タイルの浴槽からユニットバスへ交換する場合は、作業が大がかりになります。
工事の事前準備や、古い浴槽の解体、基礎づくりや配線工事、断熱工事やユニットバスの組み立てなどの作業をおこないます。組み立てたあとも内装工事や電気工事、ドア据付やクリーニングがあるため工期が長くなるのです。
浴槽交換のメリット
浴槽交換のメリットは、浴槽塗装ができない素材でも対応ができることです。浴槽の塗装は、費用も安く工期も早いですが、塗装できない素材があります。また浴槽の劣化が進み過ぎている浴槽も補修しきれません。
浴槽交換であれば、既存の浴槽を撤去して新しい浴槽を入れるため、状態や素材に関係なく対応ができます。この点が浴槽交換のメリットといえるでしょう。
浴槽を塗装するまえに抑えておきたいポイント
浴槽を塗装するまえに、抑えておかなければならないポイントをご紹介していきます。しっかりと理解したうえで浴槽塗装を検討していきましょう。
素材
まずは、浴槽の素材によっては塗装ができない場合があることです。FRPや人工大理石の素材であれば可能ですが、ホーローでは難しいことがあります。浴槽の素材を確認しておきましょう。
機能はそのまま
浴槽の交換ではないため、見た目は新品同様でも浴槽の機能は、既存のままだということを理解しておきましょう。最新の機能が追加されるわけではありません。
まとめ
今回は、浴槽の塗装をする場合と交換する場合の費用や工期、メリットなどを紹介しました。浴槽塗装は、金額も抑えられ工期も短期間で完了することができます。あまり聞き慣れない浴槽の塗装ですが、実は優れている施工なのです。
リフォームに費用をかけられない方や、急ぎで浴槽を直したい方は検討してみてはいかがでしょうか。
監修者
福田マネージャー
《略歴》
2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
福岡県でつまり・水漏れでお困りでしたらふくおか水道職人にお任せください。
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