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水のコラム

トイレの水が上がってスーッと引くときの原因と対処法について

2024年11月20日 トイレ

トイレがつまり気味で、どのように対処すべきか悩んでいる方に向けて、トイレの水が上がってスーッと引く状態について解説します。トイレの水が上がってスーッと引くところを見ると、つまっているのではないかと不安になるでしょう。実際につまりかけている状態であることはほぼ間違いありません。

この記事では、トイレの水が上がってスーッと引く原因と適切な対処法について解説します。参考にしていただければ、状態を悪化させず、適切な対処が行えるようになるでしょう。

トイレの水位が上がってスーッと引くのはなぜか?

トイレの水が上がってスーッと引くという状態は、つまりが発生しています。しかし少しずつ水は流れているので、完全につまっているわけではありません。どこかで小さなつまりが起きている状態です。

たとえば排水管の中に、おもちゃやインテリアグッズなどの固形物がつまっていたとします。比較的小さな固形物は排水管を完全に塞ぐわけではなく、一部の水流のみを止める状態となるでしょう。

つまりの原因が排水管の一部を塞いでいると、水の流れが悪くなります。しかし完全に塞がっているわけではないため、少しずつ水が流れていくことがほとんどです。以上のような状態になると、トイレの水が上がってスーッと引く状態になります。

こちらの記事では水が少しずつしか流れていかない場合に考えられるトイレ詰まりの原因について解説しています。あわせてご覧ください。
アパートのトイレで水が少しずつ流れるのはつまりの前兆!原因と対処法を確認

トイレのつまりの主な原因

トイレがつまりかけている状態を放置すると、さらに悪化する可能性があります。つまりが悪化すると、ご自身での対処が難しくなり、水道修理業者に依頼しても大掛かりな工事が必要になるでしょう。たとえばトイレを取り外さなければならなくなったり、床や壁を壊したりする必要が生じることも珍しくありません。

それではトイレのつまりはなぜ起きるのでしょうか?原因を知れば、適切に対処できるようになるはずです。

原因1:固形物がつまっている

ひとつめに考えられるのは、固形物がつまっていることです。固形物とは水に溶けないもののことで、生理用ナプキンやおむつ、スマホ、カギなどをトイレに流してしまったケースが該当します。

固形物が排水管の中にひっかかると、水が流れなくなることがあります。落としてしまった場合は、必ず拾い上げてください。

原因2:下水管の内部がつまっている

下水管の内部がつまっていて、トイレの水が上がってスーッと引く現象が起きることもあります。

下水管は屋内の汚水のすべてを通す、家全体の排水を担っている管です。下水管がつまっている場合、トイレでは少しずつ水が流れるものの、つまっているような状態になりがちです。この場合、トイレの問題ではなく、下水管の内部がつまっていることも考えられるでしょう。

原因3:トイレットペーパーがつまっている

トイレのつまりの原因として最も多いのが、トイレットペーパーによるつまりです。水に溶ける紙類などを一度に大量に流してしまったときに起こりやすくなります。たとえばお腹の調子が悪く、水に溶ける紙類を多く使用した際が該当します。

トイレットペーパーは大洗浄でも2メートル程度の長さまでしか流せないとされています。一度に大量に流さないようにしてください。

原因4:水圧が不足している

トイレの水が上がってスーッと引くようなら、水圧が不足している可能性も考えられます。たとえばタンクの中にペットボトルを入れるなど、節水をしようとしたときに水圧不足が起こりやすくなります。

水に溶ける紙類などをたくさん使用したのに、「小」で流そうとしたときも水圧不足といえるでしょう。トイレをつまらせないためには、適切な使用方法が重要です。

トイレの水が少しずつ流れる際の点検方法

トイレの水が少しずつ流れるときに点検をするなら、つまりの原因となっているものを特定するようにしてください。まずは水に流れるものがつまっているのか、溶けない固形物がつまっているのかを判断することが大切です。水に溶ける紙類などや排泄物など、流せるものであればご自身で解決できる可能性があります。しかし、水に流れないものが排水管の中につまっているようであれば、水道修理業者に依頼すべきでしょう。

ただし排水管につまってしまったものを、断定することは簡単ではありません。断定するためには、まずは水溶性のもの以外を、流したことがないか記憶をたどって確認しましょう。または、水に溶ける紙類を大量に流したことはないでしょうか?もし心当たりがないようであれば、ご家族にも確認しましょう。正しく対処するには、まずは点検にてつまりの原因を解明することが先決です。

固形物がトイレにつまるケース

固形物がトイレにつまった場合、いくつかのパターンが考えられます。固形物を流した覚えがないケースでも、ふとした瞬間に流れてしまっていた可能性もあります。

そこで固形物がトイレにつまるときの、よくある3つのケースをご紹介します。点検をする際には、思い当たる節がないか思い起こしてみてください。

ケース1:インテリアやお子様のおもちゃを落とした

よくあるのは、インテリアやお子様のおもちゃをトイレの中に落としてしまったケースです。ご家庭によっては、インテリアとしてトイレに小物を飾っていることがあります。しかし小さなインテリアはふとした瞬間に、トイレの中に落ちてしまいやすいものです。特にタンクの上に飾っている場合は注意しましょう。

また、お子様が持っていたおもちゃを落としてしまい、そのまま流してしまったことも考えられます。お子様がトイレにおもちゃを持ってトイレに入ったときは、流すまで注視したほうがよいでしょう。

ケース2:吸水性のある製品を流した

吸水性のある製品を流してしまった事例もよく見受けられます。たとえば、おむつや生理用ナプキン、ペットシートなどが該当します。うっかり流してしまったり、流れると思って流してしまったことによるトラブルは少なくありません。

吸水性のある製品は、水を吸収すると膨れ上がり、排水管を塞ぐ恐れがあります。トイレに流そうかと考える方もいるようですが、吸水性のある製品は、絶対にトイレに流さないようにしてください。

ケース3:食品や吐しゃ物を流した

最後に紹介するのは、食品や吐しゃ物です。たとえば、食べきれなかったお味噌汁を流したり、体調不良でトイレで嘔吐したりなどが考えられます。食品や吐しゃ物はそのまま流れると感じるかもしれません。しかし実際には水に溶けるものではなく、油分が排水管の内部にこびりついてつまりの原因となることもあります。

食品はトイレに流さず、燃やせるゴミとして捨てましょう。吐しゃ物は何回かに分けて流したり、その後、何回も水を流して油分が残らないようにすれば、つまりの予防ができます。しかし基本的に、食品や吐しゃ物は流さないようにしてください。

トイレの水が少しずつ流れる際にやってはならないこと

トイレの水が上がってスーッと引く状態である場合、控えたほうがよい行動が2つあります。これらの行動には、状態を悪化させる恐れがあり、その後の修理費用も高額になる可能性があるのです。

1.水を流す

1つ目は「水を流す」ことです。トイレの水が少しずつ流れているとすれば、「水を流せばつまりが解消されるのでは?」と考える方も少なくありません。

しかし、固形物がつまっていた場合、水を流すことで原因となるものがさらに奥に移動する可能性があります。その結果、完全につまってしまい、便器内の水が溢れ出してしまうこともあるでしょう。少しずつ水が流れていたとしても、つまりを感じたら、それ以上水を流さないことが重要です。

2.ラバーカップで対処する

2つ目はラバーカップなど、つまりを解消するための道具の使用です。ご家庭でのトイレのつまりでは、道具で対処する方が多く見受けられます。しかし道具で対処できるのは、水に流れるものがつまりかけていた場合のみです。トイレの水が上がってスーッと引く状態では、水に溶けない固形物がつまっている可能性もあるためおすすめできません。

固形物によるつまりを道具で対処しようとすると、症状が悪化してしまう可能性が高くなります。原因がさらに奥に移動すると、トイレを解体したり、修理のために壁や床を壊すことが必要になる恐れもあります。水が少しずつ流れているようなら、道具の使用は適しません。

こちらの記事ではトイレのつまりを自力で直したいときの直す道具について解説しています。あわせてご覧ください。
トイレのつまりを直す道具とは?代用品と自力での対処法について

固形物が原因のトイレつまりの対処法

トイレの水が上がってスーッと引くときには、水を流すことや、道具で対処するのは適切ではないと解説しました。それでは、どのようにしてつまりに対処するべきでしょうか?

水に溶けない固形物が原因でトイレがつまっている可能性も考慮して、理想的な2つの対処法をご紹介します。

対処法1:直接固形物を除去する

手の届く範囲にある場合、直接固形物を除去するのが最も簡単な対処法です。ゴム手袋をした手で直接除去することもできますし、マジックハンドを使用して除去する方法もあるでしょう。マジックハンドなどのピックアップツールを使用すれば、手を汚すことなく奥の方にある固形物を除去できるかもしれません。

ただし、奥のほうにつまっている固形物を除去しようとすると、つかみ損ねてさらに奥に移動してしまうこともあります。手やマジックハンドで取れそうな場合のみの対処法としてください。

対処法2:水道修理業者に依頼する

固形物がつまってトイレの水が上がってスーッと引く場合には、水道修理業者に依頼するのが一番の方法です。水道修理業者であれば、原因を見極めて適切に対処できます。

技術力の高い水道修理業者であれば、道具や機械を使用して固形物を除去できる可能性があります。もし状態が悪化していて、トイレの解体が必要な場合でも対応してもらえるでしょう。ご自身で対処が難しい場合は、水道修理業者に依頼するのが最善の方法です。

“トイレに流せるもの”が原因の場合の対処法

もしトイレに流せるものがつまりの原因であった場合、ラバーカップで対処してみてください。ラバーカップとは、棒の先にゴム製のカップがついている器具です。排水口に押し当てて勢いよく引き抜くことにより、真空に近い状態を作り出し、つまりの原因を移動させることができます。

道具は固形物によるつまりには向きません。しかし水に溶ける紙類などや排泄物など、水に溶けるものによるつまりには効果的です。ホームセンターやドラッグストアなど身近な店舗で購入できるため、トイレに流せるものでつまった場合はぜひお試しください。

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いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくことで、トイレの水が上がってスーッと引くときの対処についてご理解いただけたかと思います。トイレの水が上がってスーッと引くようであれば、完全なつまりではありません。しかし固形物がつまっている可能性が高いため、ご自身での対処は難しい可能性があります。

もし福岡県内でつまりにお困りであれば、水道局指定業者であるふくおか水道職人にご相談ください。365日・24時間受付しておりますので、急なつまりにもいち早くお伺いできます。

監修者

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福田マネージャー

《略歴》

2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
福岡県でつまり・水漏れでお困りでしたらふくおか水道職人にお任せください。

福岡のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「ふくおか水道職人(福岡水道職人)」

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