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水のコラム

トイレの手洗い管から水が出ない!原因となる故障した部品の交換方法を解説

2019年11月29日 トイレのトラブル

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最近ではタンクレスのトイレが流行っていますが、タンクと手洗い管が付いたタイプのトイレも根強い人気があります。しかし、手洗い管から突然水が出なくなるという事態に陥るケースも。今回は、そんなときに知っておきたい原因と修理の方法を解説します!

■トイレの手洗い管から水が出ないとき、まず確認すべき2つのポイント

意外と多い「トイレの手洗い管から水が出ない」というトラブル。手が洗えないどころか、タンクに水が貯まらなくなってしまうこともありますので、早急に修理したいものです。

まずは、以下の2点についてチェックしてみましょう。

-止水栓が開いているか
タンクへ給水する管を調節する止水栓が、トイレ内に設置されています。普段は開いているのですが、子どもでも手が届く場所にあることが多いため、時にいたずらされて閉められてしまっていることもあります。もし、止水栓が閉まっていたら、マイナスドライバーを使って回し、開けましょう。大抵の場合は、トイレの奥の床に設置されているので、事前に場所を把握しておくとよいかもしれません。

-タンク内の浮き球が引っ掛かっていないか
タンク内の水位を感知する浮き球が、タンクやつながっている鎖に引っ掛かっていると、給水の指示がうまく出ずに手洗い管への給水が止まってしまいます。この浮き球は、タンク内の水位に連動して頻繁に上下に動作するので、時にこのような事態となることもあります。タンクのフタを上げて浮き球をチェックし、もし何かに引っ掛かっていたら直しましょう。

■手洗い管から水が出ない原因は部品の故障であることが多い

ご紹介した2箇所をチェックし、対処しても症状が改善されない場合は、タンク内の部品が故障している可能性があります。

1つずつ、理由と対処法を見ていきましょう。

-浮き球の故障
浮き球がどこかに引っ掛かっている以前に破損している場合は、やはり、手洗い管へ水が流れなくなるなどでうまく動作しません。このような場合には、浮き球を交換してみましょう。

-ボールタップの故障
浮き球が水位に応じて、給水の指示を伝える先にあるのが「ボールタップ」という部品です。給水管とホースでつながっている重要な部品ですので、故障しているとタンク・手洗い管への給水はうまくいかなくなってしまうのです。

ボールタップから伸びているジャバラホースを外し、浮き球を故意に下げてみても水が流れていかない場合は、ボールタップの故障と判断できます。

-ダイヤフラムの故障
ボールタップに付いていて、約2cmの小ささでありながら、水の制御を行う部品が「ダイヤフラム」です。浮き球と連動し作用しますが、ボールタップの種類によりついていない場合もあります。

ダイヤフラムの素材はゴムパッキンです。もともと経年劣化が早い素材なので、ゴムパッキンの劣化が、手洗い管から水が出なくなる原因の大きな1つだといえます。給水トラブルを防ぐためにも、数年での交換が推奨されています。

-ジャバラホースの破損
ボールタップと手洗い管をつないでいるのが「ジャバラホース」です。破れていると水がタンク内に漏れるため、手洗い管から出る水が減ったり、まったく出なくなったりすることも。ジャバラホースが破損していたら、交換することで症状は改善します。

また、手洗い管には異物混入を防ぐためのフィルターが設置されていることがあります。このフィルターが詰まっていたら掃除しておきましょう。

■トイレの故障した部品を交換する方法

手洗い管から水が出ない場合、部品の故障が判明したら、新しいものと交換しましょう。それぞれの部品の交換方法を解説していきます。

まずは、部品の交換に必要な道具からご紹介しましょう。

【部品の交換に必要な道具】

  • マイナスドライバー
  • モンキーレンチ
  • タオル、バケツ
  • ゴム手袋

-浮き球・ボールタップの交換方法

<手順>

➀止水栓を閉める

作業中の水漏れを予防するため、止水栓をマイナスドライバーで回し閉めます。

②タンクのフタを外す

タンクのフタは、持ち上げると外せます。手洗い管とジャバラホースがナットで接合されている場合は、ナットを緩めてフタを外しましょう。

③タンク内の水を抜く

タンク内の水を抜くと、部品を取り外しやすくなります。

④部品を取り外す

モンキーレンチを使い、タンク外の給水管に付属している2つのナットを取り外します。浮き球・ボールタップはタンク内から引き抜くことができます。

⑤新しい部品を取りつける

新しい部品をタンク内から差し込み、2種類のナットを締めましょう。

-ダイヤフラムの交換方法

<手順>

➀止水栓を閉める

まずは止水栓をマイナスドライバーで閉めておきましょう。

②タンクのフタを外す

手洗い管とジャバラホースがナットで接合されているタイプは、ナットを緩めると外せます。

③タンク内の水を抜く

部品を取り外しやすくするため、タンク内の水を抜きましょう。

④部品を取り外す

まずは、浮き球を上に持ち上げて外します。ボールタップを押さえつつ、モンキーレンチでナットを緩めることで、ダイヤフラムを取り外せます。

⑤新しいダイヤフラムと交換する

古いものと新しいものを交換したら、逆の手順をたどり、作業完了です。

■まとめ

「トイレの手洗い管から水が出ない!」というトラブルに直面したら、ご紹介した方法で対処してみましょう。
それでも直らない場合や作業に不安を感じる場合は、弊社までお気軽にご相談ください。福岡市全域、北九州市、久留米市、飯塚市などもカバーしております!

監修者

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福田マネージャー

《略歴》

2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
福岡県でつまり・水漏れでお困りでしたらふくおか水道職人にお任せください。

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