もしかして水漏れ？業者が行う漏水調査の方法とは

水道料金が急に上がった場合や水を使っていないのに床が濡れている場合は、水漏れを疑う必要があります。自分で家の中を確認しても水漏れ箇所が分からない場合には、業者に漏水調査を依頼しなければいけません。
ここでは、業者が行う漏水調査の具体的な方法についてまとめました。

漏水調査とは

漏水調査とは、その名の通りどこで水漏れしているのかを調査する作業のことを指します。多くの水道修理業者では、修理作業だけではなく漏水調査にも対応しています。
水漏れ箇所の確認は、自分で行える場合もあります。まずは、トイレやキッチン、浴室、洗面所、洗濯機などの水漏れが起こりやすい場所を確認しましょう。
また、止水栓を1つ1つ止めていくことで発生箇所を突き止められる場合もあります。しかし、床下などで水漏れが起きている場合には素人では対応できないため、業者に依頼しなくてはいけません。

水漏れ被害はすぐに実感できない場合もありますが、放置していると確実に水道料金が上がります。また、知らず知らずのうちに家がダメージを受けてしまうかもしれません。水漏れの可能性があるのであれば、すぐに漏水調査を依頼し、必要に応じて修理することが大切だといえるでしょう。

漏水調査の方法

業者が行う漏水調査の方法としては、主に「音聴棒」、「漏水探知機」、「トレーサーガス」、「カメラ」の4つがあります。ここでは、それぞれの方法についてご紹介します。

• 音聴棒

音聴棒は、人間の聴覚で漏水音を確認するための機器です。金属棒に振動版が取り付けられているため、小さな音でもキャッチすることができます。昔から使用されている単純な構造の機器ではあるものの、現在でも漏水調査で用いられることは少なくありません。地下の深い部分で水漏れしている可能性がある場合には、土に突き刺して使用することもあります。

音聴棒の他に電子音聴棒という機器もあり、電子的に音を増幅させます。そのため音調棒と比べて感度は数百倍高く、わずかな音でも聞き取ることが可能になります。少しの水漏れの調査にも有効だといえるでしょう。

• 漏水探知機

漏水探知機は、音聴棒と同様に音を確認することで漏水個所を特定します。センサーで電気的に音を測定することができるのが特徴で、各メーカーでは様々な特徴を持った漏水探知機を販売しています。

ポケットサイズのタイプや複数のノイズフィルターが付いたタイプ、広範囲から漏水箇所を短時間で検出できるタイプなどがあり、業者によって使用する漏水探知機が異なります。漏水探知機の種類によって、費用も変わってくるといえるでしょう。

• トレーサーガス

水素ガスと窒素ガスを混合したガス（トレーサーガス）を管路内に注入するという方法で漏水調査を行う業者もあります。漏れだしたトレーサーガスを探知することで漏水箇所を割り出すため、音聴棒や漏水探知機などを用いた音を頼りにした方法では検知できないほどの微細な漏水も発見することができます。

さらに、アスファルトやコンクリートの下で漏水が起きている場合でも掘削する必要がありません。このようにメリットの多いトレーサーガスですが、実際に漏水調査に取り入れている業者は多くはないため、トレーサーガスを希望する場合にはあらかじめ確認するようにしてください。

• カメラ

管路内にカメラを入れ、視覚的に漏水箇所を調査するという方法もあります。漏水箇所を割り出すことができるだけではなく、汚水やつまり、破損や劣化の状況なども映像で把握することができるため、漏水調査以外においてもよく用いられています。
カメラによっては不断水のまま漏水調査を行うことができるため、生活に支障を来すことがありません。また、カメラケーブルが長いカメラであれば奥までしっかりと調査することが可能です。カメラケーブルが30メートル以上のものもあり、多くの用途で役立つといえるでしょう。

漏水調査の費用相場

もし漏水している恐れがあるのであれば、少しでも早く漏水調査を依頼しなければいけません。しかし、漏水調査にかかる費用も気になるところなのではないでしょうか。漏水調査の費用は依頼する業者によって異なりますが、目安としては以下のようになります。

• 音聴棒：約数千～1万5千円
• 漏水探知機：約1万～1万5千円
• トレーサーガス：約3万円以上
• カメラ：約2万円

漏水調査は安ければ数千円で済みますが、条件によってはかなりの費用になることもあります。必ず調査方法を確認し、見積もりを出してもらってから正式に依頼をするようにしてください。

漏水調査ならふくおか水道職人にお任せください

水漏れを放置していると、思わぬ被害に発展することがあります。もしかしたら水漏れしているかもしれないと思ったら、必ず業者に漏水調査を依頼してください。速やかに対処することによって、被害を最小限に抑えられるはずです。

ふくおか水道職人は久留米市、飯塚市をはじめ、中央区、博多区、西区など福岡市全般で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。漏水調査の実績も豊富にあるため、安心してサービスをご利用いただけます。水回りのトラブルでお困りの際には、ぜひ気軽にご相談ください。

関連記事

お風呂(浴室)の蛇口からポタポタ水漏れ！原因別の修理方法 水道料金が上がっている！？自分で水漏れ箇所を調査する方法 二次被害を防ごう！水漏れ後の後始末の方法

監修者

福田マネージャー

《略歴》

2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
福岡県でつまり・水漏れでお困りでしたらふくおか水道職人にお任せください。