洗面ボウルを清潔に保つ掃除の方法

洗面所に設置されている洗面ボウルは、家の中でも頻繁に使用する場所です。
きちんと掃除をしていたとしても、白っぽくなっていたり黒ずみが目立っていたりすることもあるでしょう。

毎日世話になる洗面ボウルなので、できる限り清潔に保つ必要がありますが、そのためにはしっかりと汚れを落とせる方法で掃除をしなければいけません。
では、どのような方法で掃除をするのが効果的なのかを確認していきます。

洗面ボウルを不潔にする汚れの種類

洗面ボウルにはいろいろな汚れがこびりついていますが、どのような汚れがこびりついているのか知っているでしょうか。
汚れの種類によって掃除方法も異なるので、主な4種類の汚れについて見ていきます。

• カビ

どのような有機物にでも生えてくる厄介な存在がカビなのですが、当然洗面ボウルにも発生します。
洗面所は湿気が溜まりやすいので、他の場所よりもカビが発生しやすくなっているのです。
カビは胞子を飛ばしてどんどん広がっていくので、早めに掃除をしなければいけません。

• 黒ずみ

黒ずみはカビやホコリをそのままにしておくことで、石鹸カスや水垢などと一緒に固まってしまうため発生します。
洗面ボウルに黒い円状の汚れが付着していたら、黒ずみである可能性が高いでしょう。
放置しておくと落とすのが大変になるので、有効的な方法ですぐに掃除をするべきです。

• 水垢

白い円状の汚れを目にすることもあるでしょうが、これが水垢です。
うろこ状に水垢ができてしまうこともありますが、掃除をして落としたつもりでいても、水が乾いてくるとまた現れてくることもあります。
水垢は水の中に含まれているミネラルが原因で発生します。

• 手垢

洗面所にある蛇口や鏡などで見かけることが多いのが手垢です。
直接、手で触ることによって発生する汚れですが、手で触れないように洗面所を使用するのは不可能なので、正しい掃除方法を知ってきちんと落とすべきでしょう。

水垢と黒ずみを落とすにはクエン酸を使う

洗面ボウルの汚れを落とす場合には、汚れの種類によって最適な物が変わってきます。
水垢と黒ずみを落とす場合に最適なのはクエン酸です。
まずスプレーボトルを用意し、水を200ミリリットル入れます。
水の中にクエン酸を小さじ1杯加え、かき混ぜれば完成です。

スプレーボトルを使用すれば、そのまま汚れている箇所に吹き付け、布やスポンジなどでこするだけで汚れを落とすことができるでしょう。
特に効果的なのは、洗面所にある鏡です。
鏡には水垢が付着しやすい上に、中性洗剤で掃除をしても乾くとすぐに元通りになってしまいます。
しかし、クエン酸を使用することで、乾いた後にまた白くなることはなく、きれいな状態に回復するのです。

水垢であれば大抵この方法で落とせますが、黒ずみの場合は酷くなるときれいに落ちなくなることがあります。
そんなときにはラップで汚れの酷い場所をパックし、しばらく放置してから拭いてみましょう。
きれいになったらそのまま放置するのではなく、乾いた布巾などで水気をしっかりと取る必要があります。
そうしないとすぐに新たな汚れが付着してしまいます。

洗面ボウルのカビや手垢には重曹が効果的

水垢と黒ずみを落とすにはクエン酸が効果的ですが、カビや手垢を落とすのであれば、重曹を使うのが効果的です。
重曹を使う場合には2つ方法があります。

それはクエン酸と同じくスプレーボトルに重曹水を作って使用する方法と、重曹ペーストを作って使用する方法になります。
重曹水の作り方は、クエン酸水と同じ方法になるのですが、水が200ミリリットルに対して、重曹は小さじ2杯使用します。
重曹ペーストは水が3に対して重曹を1の分量で使用し、しっかりと混ぜてから使いましょう。

それほど汚れが酷くなれければ重曹スプレーを使用し、布やスポンジで拭き取ります。
汚れが酷い場合には重曹ペーストを使い古した歯ブラシに塗布し、汚れている場所をしっかりとこすります。
手垢であれば重曹スプレーでも十分落とせますが、カビの場合にはなかなか落ちないこともあるので、重曹ペーストを用意しておくとよいでしょう。

重曹ペーストを使っても落ちない場合には、カビキラーなどで落とすようにします。
カビキラーはかなり強力な薬剤なので、しっかりと換気扇を回し、ゴム手袋とマスクを着用して使用しなければいけません。
しばらく放置したらよく水で洗い流し、水気をきちんと拭き取ればきれいに落ちているでしょう。

洗面所で発生したトラブルも即座に解決

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監修者

福田マネージャー

《略歴》

2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
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