福岡 地元密着
0120-492-315 水道修理の24時間受付 お見積もり無料

水のコラム

水洗トイレの仕組みを具体的な構造とともに解説

2024年04月15日 トイレ


生活の命綱といっても過言ではない水回り。毎日使うものだからこそ、突然のトラブルは困ってしまいます。

本記事では、水洗トイレの仕組みから寿命、さらにはよくあるトラブルとその対処法などについて、詳しく解説していきます。

水洗トイレのトラブルに悩んでいる方、業者に依頼してすぐに直したい方は、ぜひ最後までご覧ください。



水洗トイレの仕組み


まずは早速、水洗トイレの仕組みを解説していきます。水洗トイレは、以下の2種類に分けられます。


タンクありタイプ


タンクありタイプの水洗トイレは、日常生活に不可欠な快適さと機能性を兼ね備えています。

このタイプは、便器の背後に設置された水タンクを使用し、レバー操作一つで洗浄水を流せる仕組みです。

タンク内には水量を調節するボールタップやフロートバルブなどの部品が組み込まれており、水の節約や経済性にも配慮されています。

洋式トイレにはさまざまなタイプがありますが、タンクありタイプはその信頼性と実績で多くの家庭に採用されています。


タンクレスタイプ


タンクレス水洗トイレの魅力は、その革新的な仕組みとデザインにあります。

従来の水洗トイレに見られる水を貯めるタンクを排除し、給水管から直接必要な水を便器に供給する方式を採用しているからです。

この方式により、水量の制御がより精密になり、使用する水の量を大幅に削減できます。

さらに、タンクがないことでトイレ自体のデザインがスッキリとし、空間をより広く使えるようになるというメリットも。

衛生面においても、タンクレスタイプは優れています。

水が直接流れるため、タンク内に汚れや細菌が蓄積する心配が少なく、清掃がしやすいという特徴があります。

また、トイレの使用頻度が高い家庭や公共施設などでは、この清潔さが特に重要視されます。


水洗トイレの寿命


水洗トイレの平均寿命は約10年と言われていますが、実際には使用状況やメンテナンスによって大きく変わります。たとえば、定期的な清掃や部品の交換を行うことで、寿命を延ばすことが可能です。

逆に、異音がする、水漏れが頻繁に起こるなどの症状が見られた場合は、トイレの買い替え時期かもしれません。

特に、最新のトイレは節水性に優れているため、古いモデルの使用を続けるよりも、新しいモデルに交換した方が経済的です。


水洗トイレの構造


ここからは、水洗トイレの構造を解説していきます。


水たまり


水洗トイレの魅力は、その清潔さと利便性にあります。

特に「水たまり」の構造は、臭いの抑制衛生的な環境維持に不可欠です。

便器内に一定量の水を保持し、悪臭が逆流するのを防ぎつつ、排泄物の洗浄を効率良く行います。

この水たまりは、使用後にタンクから新たな水が供給されることで、常に清潔が保たれるように設計されているからです。

この独特の仕組みにより、水洗トイレは衛生的で快適なトイレ空間を提供します。


排水路


水洗トイレの排水路は、日常生活で目にすることは少ないものの、その構造と機能性には大きな工夫が凝らされています。

排水路は、使用後の水と排泄物を効率良く下水道へと導くための重要な役割を担っており、特に「S字トラップ」と呼ばれる形状が一般的です。

この形状は、臭いの逆流を防ぎつつ、便器内の水位を一定に保つことで、衛生的な使用環境を維持します。


タンク


水洗トイレの心臓部とも言える「タンク」は、その見た目のシンプルさとは裏腹に、水を効率良く、かつ確実に便器へ送りだすための複雑な仕組みが隠されています。

タンク内には、水の貯蔵、放水、そして再充填を制御する一連の部品が組み込まれており、それぞれが精密に動作しているからです。

たとえば、レバーハンドルを操作することでフロートバルブが持ち上がり、水が便器に流れるという基本的な動作原理があります。

このようなメカニズムで、トイレは毎回清潔に保たれています。


ボールタップ


水洗トイレの心臓部とも言える「ボールタップ」は、タンク内の水位をコントロールし、効率的な水の流れを保つ重要な役割を担っています。

この小さな部品が、トイレ使用後の自動給水と、水位が適切な高さに達した時の給水停止を司ります。

不具合が生じると水漏れの原因となり得るため、その仕組みを理解し、適切なメンテナンスを行うことが重要です。


オーバーフロー管菅


水洗トイレの効率的な構造において、オーバーフロー管は水準管理のキーパーツです。

この管が水位の設定値を超えないように保ち、水漏れや過剰な水の流出を防ぎます。

特に、トイレタンク内で水が溜まりすぎてしまった際に、余分な水を便器に流してタンクからの溢れを回避するからです。

オーバーフロー管が破損すると、タンクからの水漏れが発生し、トイレが正常に機能しなくなる可能性があります。


フロートバルブ


水洗トイレの心臓部とも言えるフロートバルブ。

この小さな部品が、トイレの水位を自動で調節し、適切な水量を保つために欠かせない役割を果たしています。

具体的には、水位が下がるとフロート(浮き球)が下降し、バルブを開けて水を補給。

水位が適切な高さに達するとフロートが昇り、バルブを閉じて水の供給を停止します。

このシンプルながら精巧なメカニズムが、毎日の生活で快適なトイレ利用を支えています。

このように、フロートバルブは水洗トイレの効率的な水管理を可能にし、快適な生活環境を維持するために不可欠な部品です。


止水栓


水洗トイレの心臓部とも言える「止水栓」は、トイレの水の流れをコントロールする重要な役割を果たします。

止水栓は、水道の水がトイレタンクに入るのを調整し、適切な水量を保つために必要です。

誤った調整は、タンクからの水漏れや水の無駄遣いにつながり、トイレの機能不全を引き起こす可能性があります。


【トラブル別】考えられる原因


最後に、トラブル別に考えられる原因を見ていきましょう。


水が止まらないときの原因


トイレで水が止まらない状況は、日常生活において急に遭遇すると困惑します。

多くの場合、この問題はトイレのタンク内部の機構の故障が原因です。

具体的には、フロートバルブの不具合やボールタップの破損が考えられます。

これらの部品が正常に機能しないと、水位が適切に調整されず、水が絶えず流れ続けることになります。

対処法としては、まずは簡単な応急処置を試みることが重要です。

たとえば、タンク内のフロートを手動で持ち上げてみることで一時的に水の流れを止められます。

しかし、根本的な解決には部品の修理や交換が必要です。


水が出ないときの原因


トイレで水が出ないトラブルは、日常生活において非常に困った状況を引き起こします。

原因はさまざまで、タンク内の水位が不適切である、止水栓が閉じている、フロートバルブの不具合、給水管の詰まりや損傷などが挙げられます。

たとえば、フロートバルブが正しく機能しない場合、水位の調整ができず、給水がストップしてしまうことがあるからです。

このような場合、部品の調整や交換が必要になることが多いです。


レバーが戻らないときの原因


トイレのレバーが戻らないという問題は、日常生活で頻繁に直面するトラブルの一つです。

この不具合は通常、レバーに接続された鎖の絡みつきや部品の摩耗、調整不足が原因で発生します。

レバーが戻らない主な理由は、内部の部品が老朽化しているか、適切な位置にないために、鎖やレバーが正常に機能しなくなることにあります。

自分で修理する際は、まずタンクの蓋を開けてレバーと鎖の接続をチェックし、鎖が適切な長さであることを確認しましょう。

また、部品の摩耗が激しい場合は、交換が必要になることもあります。

トイレのレバーの問題は、これらの点を確認し、必要に応じて専門家に相談することが重要です。


トイレが詰まりやすいときの原因


トイレが詰まりやすい主な原因は、誤って流される異物です。

特に食べ物の残りをトイレに流す習慣は、詰まりの直接的な原因になり得ます。

トイレは人間の排泄物を流す設計であり、消化されない固体物は管を塞ぎやすいからです。

予防策として、トイレには紙以外のものを流さない、定期的に専門家によるチェックを受けるなどが挙げられます。

詰まりは不便なだけでなく衛生面でも問題なので、日々の行動を見直しましょう。


ティッシュペーパーもトイレに流すと詰まる原因となりかねません。こちらの記事ではティッシュペーパーがトイレに詰まる理由について解説しています。あわせてご覧ください。


トイレにティッシュペーパーは流せない!詰まる理由と対処法を紹介


水洗トイレの仕組みは多様で進化する技術の集大成


水洗トイレの仕組み、寿命、構造、そしてトラブルとその原因について解説しました。

タンクありタイプからタンクレスタイプまで、トイレの基本的な機能から、水たまり、排水路、タンク内の部品など構造の詳細、さらにはトイレトラブルの原因とその対処法についても触れました。

この情報を通じて、トイレの正しいメンテナンス方法を理解し、長持ちさせるための知識を深められます。

日々の生活に欠かせない水洗トイレのしくみを知ることで、より快適な生活環境を維持しましょう。


ふくおか水道職人では、水道局指定店として水回りに関するさまざまなトラブルに対応しています。24時間365日受付・ご訪問を行っているので、今すぐ相談したい場合もお気軽にご連絡ください。



監修者

監修者の写真

主任

福田 武士

《略歴》

2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
福岡県でつまり・水漏れでお困りでしたらふくおか水道職人にお任せください。

福岡のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「ふくおか水道職人(福岡水道職人)」

公式LINEアカウント始めました!お友だち募集中
お電話一本ですぐに駆けつけます!

ふくおか水道職人(福岡水道職人) 0120-492-315

ふくおか水道職人(福岡水道職人) 0120-492-315