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水のコラム

洗面台の蛇口交換をする前に知っておきたい基礎知識&手順について

2024年11月20日 洗面所の水漏れ

水回りのトラブルでお困りの方に向けて、洗面台の蛇口交換について解説する記事です。蛇口から水が漏れる、蛇口が取れてしまった、もっと機能的な蛇口にしたいと、洗面台の蛇口交換を検討する理由はさまざまであると考えられます。しかし交換作業の前に知っておかなければならないこともあるのです。

今回の記事では、洗面台の蛇口交換のために知っておきたい基礎知識について幅広く解説します。参考にしていただければ、蛇口交換作業の流れや費用についてご理解いただけるでしょう。

洗面台の蛇口を交換する際に確認すること

洗面台の蛇口を交換する際には、確認しておくべき事項があります。なぜなら洗面台周辺のトラブルでは、蛇口を交換しなくても対処できることがあるためです。たとえば部品の交換をするだけでも症状が改善されることがあります。

しかし蛇口の状態によっては、やはり交換するほうが良い場合もあります。蛇口は比較的寿命が短く、設置から10年以内に不具合が発生することも珍しくありません。部品だけを交換しても、症状が改善されないことも少なくありません。そのため設置から10年以上経過している場合には、洗面台の蛇口を交換したほうが良いと考えられるでしょう。

確認1:蛇口本体からの水漏れ

蛇口本体から水漏れしている場合は、多くのケースで部品の劣化が原因だと考えられます。そのため劣化した部品を交換すれば、洗面台の蛇口を交換しなくても、そのまま使用を継続できる可能性が高いと考えられます。

しかし蛇口本体からの水漏れであっても、蛇口本体が古くなっているケースもあるため注意が必要です。蛇口本体が古くなっているようであれば、部品を交換しても水漏れは改善されません。せっかく部品を交換しても水漏れが改善されないことがあるため、年数が経っているようであれば蛇口本体の交換を検討してみてください。

こちらの記事では蛇口からの水漏れについて解説しています。あわせてご覧ください。
洗面所では蛇口からの水漏れが最も多いトラブル

確認2:シャワーホースの一部が破損

シャワーホースが内蔵されているタイプの蛇口であれば、ホースの一部が破損している可能性が考えられます。シャワーホースと洗面台は一体のように感じられますが、別々の交換もできます。場合によってはシャワーホースのみを交換することで、洗面台や蛇口をそのまま使用し続けることができるかもしれません。

シャワーホースからの水漏れは気づきにくいですが、古くなると劣化しやすい部分でもあります。シャワーホースの一部が破損しているようであれば、水道修理業者に相談して交換してもらうのが最適な対処法です。

確認3:パッキンの経年劣化

洗面台の蛇口を交換する前に、パッキンが劣化していないかの確認も必要です。蛇口から水漏れしているケースでは、パッキンが劣化している場合、交換のみで対処できることも多くあります。

パッキンとは水が漏れないように、つなぎ目に設置される黒いゴム製の部品のことです。ゴムなので経年劣化が起こり、古くなるとつなぎ目から水が漏れるようになります。パッキンの交換のみであれば、ご自身で交換することもできますし、水道修理業者に依頼しても高額の交換費用が発生することはないでしょう。蛇口から水漏れが発生している場合には、パッキンの劣化具合を確認することも重要なポイントです。

蛇口の種類

洗面台の蛇口を交換するとしても、現在取り付けられている種類と同じものに交換する必要があります。

そこで知っておきたいのが蛇口の種類についてです。一般的な家庭で採用されている蛇口は、以下の3種類のいずれかであることが多いと考えられます。

種類1:ワンホール・シングルレバー

「ワンホール・シングルレバー」とはレバー式であり、蛇口の設置が1つの穴でされているタイプの種類です。レバーを上下左右に操作することで、水の温度や吐水量を調整します。

蛇口自体の土台はなく、洗面台の穴が開いている部分に直接取り付けられていることが特徴です。

種類2:ツーホール・シングルレバー

レバー式でありながら、2つの穴で設置されているタイプの蛇口を「ツーホール・シングルレバー」と呼びます。2つの穴の下のところで給水管と給湯管につながっているタイプです。

シングルレバーなので、ワンホール・シングルレバーと見た目はあまり変わりません。しかし、構造上2つの穴で設置されているため、土台となる部分がワンホールの蛇口よりも横長になっています。

種類3:ツーホール・2ハンドル

「ツーホール・2ハンドル」は、2つの穴で設置されていて、ハンドルが2つ付いているタイプの蛇口です。レバータイプではなく、それぞれを握って回すことで水やお湯を出すことができます。

ツーホール・シングルレバーと同じように、穴が2つあるため土台は横長です。

洗面台の蛇口交換時に取り入れたい機能

洗面台の蛇口を交換する際には、便利な機能がある蛇口を選ぶことで生活がより快適になります。交換する蛇口の種類が判明したら、次は機能性に注目してみてください。

洗面台にあると便利な機能は次のとおりです。

機能1:エコシングル水栓

節ガス機能が高い蛇口が「エコシングル水栓」です。シングルレバータイプの蛇口に搭載されている機能で、水のみを使用できるように工夫されています。

例えば、水を出したい際にレバーが少し傾いてお湯が混じってしまうことがあります。その結果、ガスの無駄遣いになります。

エコシングル水栓では、お湯側へのレバーの傾きを防ぐことができるため、節ガスに効果的です。

機能2:泡沫水栓

「泡沫水栓」は節水効果が高いタイプの蛇口です。水が出るところにフィルターが設置されていて、水の中に空気が混じります。泡が混じることで少量の水でも、十分な水が出ていると感じられる機能です。

また節水に効果的なだけではなく、水の勢いがソフトになることも特徴のひとつ。手にあたったときの刺激が少なく、水はねを防止できることもメリットと考えられます。

機能3:水抜栓

寒冷地の凍結防止に役立つのが「水抜栓」です。蛇口に水抜栓がついていれば、気温が低いときに水が抜けるようになり、蛇口の凍結を防ぐことができます。

水抜きはマイナスドライバーでネジを締めてから水を出すだけなので、使い方も簡単です。洗面所で蛇口が凍結して困った経験がある場合には、水抜栓付きの蛇口への交換を検討してみてください。

機能4:吐水口回転

洗面台の蛇口ではあまり見かけない機能ではありますが、「吐水口回転」もあると便利です。吐水口回転とは、蛇口の水が出る部分を上向きにできる機能を指します。よく知られている例は学校の蛇口です。上向き回転させることで、水道から直接水を飲むことが可能になっているかと思います。

学校の蛇口の例でわかるように、吐水口回転機能があるとカップや手を使用せずにうがいができます。洗面台にカップを置くと掃除がしにくくなるものです。また手を使用すると手が濡れてしまいます。吐水口回転があれば直接水を口に含むことができるため、洗面台の利便性が向上します。

機能5:シャワーホース

最後は「シャワーホース」機能について説明します。蛇口の水が出るところを引っ張ると、シャワーホースが出てくるタイプです。

洗面台の蛇口をシャワーホース式に交換すると、格段に掃除がしやすくなります。特に広い洗面台では、水を手ですくってかけたり、スポンジに含ませてかけたりと掃除に手間がかかりやすいでしょう。シャワーホースがあれば蛇口から離れた場所にも直接水をかけることが可能です。

ただし、浅型の洗面台では水はねが起こりやすくなるため、注意が必要です。また、シャワーホースの劣化によって水漏れが発生する可能性もあるため、次の洗面台蛇口交換時期が早まる可能性があります。

洗面台の蛇口交換を自力で行う際の手順

どのような蛇口に交換するかを決めたら、次は交換方法について見ていきましょう。水道修理業者に依頼するのであれば、特に問題は発生しません。しかし自力で交換するならば、正しい手順を理解してから作業を行わないと、失敗する可能性があります。

交換作業の手順は、最初にご紹介した蛇口のタイプごとに違います。必要な工具をそろえたら、それぞれの蛇口の種類の手順について確認しながら進めてみてください。

必要な工具をそろえる

それではまずは、洗面台の蛇口交換に必要な工具をご紹介します。

【必要な工具】

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • モンキーレンチ(2本)
  • 雑巾
  • 水栓取り外しレンチ
  • 養生シート

水栓取り外しレンチは、蛇口のメーカーによっては必要ない場合もあります。しかしモンキーレンチとタオル、プラス・マイナスの各種ドライバーは用意してください。

【タイプ別】洗面台の蛇口交換の手順

洗面台の蛇口交換の手順は、タイプによって変わります。

ワンホール・シングルレバー、ツーホール・シングルレバー、ツーホール・2ハンドルの3種類について解説します。交換する蛇口の種類に合わせて確認してみてください。

ワンホール・シングルレバーの場合

最初に、ワンホール・シングルレバータイプの蛇口交換手順についてご紹介します。

【交換手順】

  • 濡れないように養生する
  • 洗面台の下に収納してあるものを出す
  • 止水栓を閉める
  • 古い蛇口を給水・給湯の配管から外す
  • 古い蛇口を引き抜くように外す
  • 新しい蛇口を穴に設置して裏側から金具を締めて固定する
  • 止水栓を固定しながら逆止弁つきソケットを接続する
  • 蛇口のホースをソケットに接続する
  • 止水栓を開けて水漏れがないことを確認する
  • 周辺を雑巾で清掃後

養生や止水栓を閉めるなどの前準備を済ませたら、古い蛇口を引き抜きます。ナットを緩めて配管を外した後、洗面台に差し込まれている蛇口本体を取り外します。蛇口を取り外したら、新しい蛇口を同じように穴の中に差し込んで、逆止弁付きソケットを取り付けます。取り付けの際には止水栓が回らないように、モンキーレンチで固定しながら作業を行うことが重要です。

そしてソケットに蛇口のホースをしっかりと接続したら、止水栓を開けてテストをしてみましょう。水漏れなどがないことを確認できたら作業完了です。

ツーホール・シングルレバーの場合

ツーホール・シングルレバーの蛇口交換方法について説明します。

【交換手順】

  • 濡れないように養生する
  • 洗面台の下に収納してあるものを出す
  • 止水栓を閉める
  • 古い蛇口を給水・給湯の配管から外す
  • 古い蛇口を引き抜くように外す
  • 新しい蛇口を穴に設置して裏側から金具を締めて固定する
  • 古い蛇口についていたステンレスフレキホースで蛇口と止水栓を接続する
  • 排水金具と蛇口本体を接続する
  • 止水栓を開けて水漏れがないことを確認する

作業の手順は前項で解説した、ワンホール・シングルレバーとほとんど変わりません。ワンホール・シングルレバーでは新しい蛇口を取り付けた後に逆止弁つきソケットを接続させました。

しかしツーホール・シングルレバーの蛇口ではステンレスフレキホースで接続するのが大きな違いです。フレキホースは古い蛇口に接続されていたものを使用しても良いですが、洗面台の蛇口を交換する機会に新しくするのも良いでしょう。最後に必ず、水漏れがないか確認してから使用を開始してください。

ツーホール・2ハンドルの場合

最後に、ツーホール・2ハンドルの場合の交換作業手順について確認します。

【交換手順】

  • 濡れないように養生する
  • 洗面台の下に収納してあるものを出す
  • 止水栓を閉める
  • 古い蛇口を給水・給湯の配管から外す
  • ハンドルの上部についている赤と青のふたを外す
  • 古い蛇口のハンドルと蛇口本体を引き抜く
  • 新しい蛇口を穴に差し込む
  • パッキンとワッシャー、ナット、ハンドルを取り付けて固定する
  • 逆止弁つきソケットを止水栓に接続する
  • 給水ホースを逆止弁つきソケットに接続する
  • 蛇口と逆止弁つきソケットを接続する
  • 止水栓と水道ホースを接続する
  • 止水栓を開けて水漏れがないことを確認する

ハンドルタイプの蛇口の場合、蛇口本体の取り外し方が少々変わります。ハンドルを取り外すには上部にある赤と青のふたをマイナスドライバーで浮かせてから行ってください。

新しい蛇口への交換は、ほかのタイプとそれほど変わりません。古い蛇口を除去した後の穴に、新しい蛇口を差し込むだけです。そして逆止弁付きソケットや給水ホース、水道ホースを適切な位置へと接続してください。止水栓を開けて水を流してみて、水漏れがないか確認したら交換完了です。

洗面台の蛇口交換にかかる費用の相場

水道修理業者に洗面台の蛇口交換を依頼した場合、かかる費用は下記が目安となります。

【費用目安】

  • ワンホール・シングルレバー:35,000~55,000円
  • ツーホール・シングルレバー:30,000~55,000円
  • ツーホール・2ハンドル:25,000~45,000円

紹介した費用の相場はあくまでも一例です。蛇口の機能性や設置方法、洗面台の状態によって費用は変わります。水道修理業者に洗面台の蛇口交換を依頼する場合は、上記の費用相場を参考にして検討してみてください。

こちらの記事ではについて解説しています。あわせてご覧ください。
洗面台の水漏れ修理の費用相場を紹介!DIYで直す方法も解説

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いかがでしたでしょうか?この記事を読んでいただくことで洗面台の蛇口交換について理解していただけたと思います。蛇口の交換は工具と部品、新しい蛇口さえ揃えれば自力でも行える作業です。

手間をかけず、すぐに洗面台の蛇口交換をしたいと考える方もいるでしょう。ふくおか水道職人では、水漏れ・つまり・故障・蛇口交換などに最短30分で対応しています。福岡の水道局指定工事店であるため、安心してご依頼いただけるはずです。お気軽にご相談ください。

監修者

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福田マネージャー

《略歴》

2018年に株式会社 N-Visionに入社し水道メンテナンス業務を行う。
業界歴は7年で現在年間600件ほどの対応を行う。つまり・水漏れのトラブル解決のプロフェッショナルです。
修理完了後も安心してご利用いただける環境づくりに努めております。
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